声優レギュラーにボカロP… キスマイ・宮田のオタク仕事が順調にパワーアップしていた

Kis-My-Ft2の宮田俊哉といえば、筋金入りのオタクであることはファンにとって常識だろう。宮田のオタク絡みの仕事は以前から多かったが、その仕事内容が順調にステップアップしていた。

例えば’22年には『デリシャスパーティ♡プリキュア』において双子役の声優に抜擢された。『プリキュア』シリーズといえば、プロの声優でも出演願望を抱く人の多い作品。実際声優としてレギュラー出演した芸能人は少なく、旧ジャニーズアイドルがレギュラー出演するのは初めてだ。

その演技力は高く、ファンや業界関係者から大好評だった模様。芸能ライターによると「いきなり双子役を演じ分けなくてはならない状況だったが、宮田は難なくこなすどころかプロ顔負けの演技力を見せつけた。あれほどの実力を発揮できれば、今後ますます声優の仕事が増えるだろう」という。しっかりと爪痕を残したようだ。

宮田が果たした旧ジャニーズ初の快挙といえば、ニコニコ関連の話題を思い浮かべる人もいるかもしれない。’22年５月24日から『キスマイ宮田のニコ生やったって it’s Alright！』が月一のペースで配信されているが、旧ジャニーズタレントがニコニコ生放送でレギュラー番組を持つのは初めてのこと。宮田や視聴者が気になっていることを取り上げて叶えるという番組のコンセプトに基づき、’22年10月には『あんみつ』の名でボカロPデビューも果たしている。

そして最も話題を呼んだのは、『超パーティー2022』へのサプライズ出演だろう。同イベントは歌ってみた系やボカロ系など様々なジャンルで活躍するクリエイター達が一堂に会するニコ生最大級の音楽イベント。宮田は２日目のトップバッターとしてサプライズ出演を果たし、『からくりピエロ』と『ヲタクだったってIt’s Alright！』の２曲を披露した。

「これぞオタク文化と言うべき要素が詰まったのがニコニコ界隈。そこに最前線で活躍中の現役アイドルが馴染んでいるのは凄いこと。オタクとアイドルの橋渡しを果たす人物として、今後さらに重要なポジションになる可能性は高い」（前出・芸能ライター）

宮田の勢いは留まることを知らず、既に’24年１月から放送されているアニメ『ヴァンガード Divinez』の主人公声優も務めている。制作陣が宮田に寄せる期待も相当のようで、株式会社ブシロードの社長も《彼にはアニメ業界全体がお世話になっている。だから、僕らもやっぱり彼のために一緒になって頑張りたかった。Jの宮田俊哉じゃなくて、人間・宮田俊哉と僕は付き合いたいと思っていました》と歓迎した。

オタクを公言する芸能人が増えている中、現役アイドルとして最前線で活躍しながらオタク仕事を増やし続ける宮田。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとも言える活躍っぷりに「単なるアニメ好きアイドルから発信者側になってるのは凄いな」といった声が集まっている。さらにステップアップしていくと、一体どうなってしまうのだろうか。今後の活躍を楽しみにしよう。