「完全否定してくれ…」松本人志がスキャンダル対応”初動ミス”のウラにあったテレビ局からの「要請」 | FRIDAYデジタル

「完全否定してくれ…」松本人志がスキャンダル対応”初動ミス”のウラにあったテレビ局からの「要請」

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性的スキャンダルで揺れる『ダウンタウン』松本人志
性的スキャンダルで揺れる『ダウンタウン』松本人志

1月24日、『松本人志問題』に関して吉本興業は公式ホームページを更新。

《私的行為とはいえ、当社所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、当社としては、真摯に対応すべき問題であると認識しております。》

としたうえで、

《現在、当社におきましては、コンプライアンスアドバイザーの助言などを受けながら、外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めているところです》

とコメントした。

当初、吉本は松本の性加害どころか、そのような“飲み会自体もなかった”かのようなコメントを発表。完全否定していたのだが、次から次へと新しい事実が発覚したため、このようなコメントを出さざるを得なかったのだろう。

これに対し芸能界などからは、

「吉本はちゃんと事情聴取してからコメントを出すべきだった。とりあえず否定しなければと先走り過ぎた」(芸能プロ関係者)

などの意見が相次いでいるが、果たして事務所は当事者たちから本当に事情聴取していなかったのだろうか……。

「吉本が最初から松ちゃんたちを信じて、彼らに何も聞かずにコメントを発表するなんてことは、まずないでしょう。一応は聞いていると思います。

そうなると松ちゃんたちが“すべて事実無根”と言っていた可能性の方が大きい。事務所は信じるしかないですからね。飲み会はあったということを聞いていれば“一切ない”という表現はしないと思いますから」(ワイドショー関係者)

吉本は過去に『闇営業騒動』で懲りているはずだから、当事者たちに詳細を聞いているはずだ。だからこそ、松本たちが事務所に虚偽報告をしていたとなれば、吉本も穏やかではないだろう。

発表したコメントから、運命共同体と見られていた吉本と松本との間に距離ができ始めたと感じた関係者は多い。

だが当初、松本が完全否定していた裏には「ある事情が絡んでいた」と言うのはキー局関係者。

「吉本サイドにというより、松本さん本人にだと思いますが、松本さんが出演する複数のテレビ局側から“完全否定してくれ”と申し入れがあったそうです。というのも最初の『文春』報道があったときは、年末でした。

疑惑段階だとしても、番組スポンサーはナーバスになります。彼が出演していた、また出演する番組がすべて飛んでしまうかもしれません。それを避けるためには、とりあえず完全否定してもらわなければならなかった」

テレビ局にとっては、ダメージ軽減のための時間稼ぎとなったかもしれないが、吉本の傷口を広げる結果となった。今後、吉本が松本を訴える可能性も捨てきれない。

『松本問題』はますます目が離せなくなったーー。

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