「テレビ出演本数ランキング」上位ランクイン！東京ホテイソンが売れっ子たちの中で大躍進の理由とは

毎年発表される「テレビ番組出演本数ランキング」（ニホンモニター株式会社、株式会社ワイヤーアクション調べ）。

’23年のランキングでは『ラヴィット！』（TBS系）でMCを務め、すっかり司会者が板についた麒麟（きりん）・川島明が１位となった。２位は『ぽかぽか』（フジテレビ系）でMCを務めるハライチ・澤部佑。３位は『ノンストップ！』（フジテレビ系）のMCを務めるバナナマン・設楽統がランクインし、３人ともお茶の間には欠かせない存在だ。テレビでよく目にする芸能人がランクインする中で、意外な芸人もランクインを果たしている。

「チョコレートプラネットのふたりやオードリーの春日俊彰など、売れっ子たちが上位にランクインする中で気になるのは、９位のかまいたち・山内健司を４本差で抜いた８位の東京ホテイソン・たけるです。さらに相方であるショーゴも12位にランクイン。ランクインを意外に感じる人も多いようですが、出演番組やネタ、キャラクター性を見ると納得できるのではないでしょうか」（芸能ライター）

上位メンバーと見比べると、芸人としての活躍は少ないように感じる東京ホテイソン。ランクインを疑問に思う人もいるだろうが、東京ホテイソンの活躍の場はゴールデンタイムよりも朝や昼の番組だ。

朝の帯番組である『ラヴィット！』や子どもに人気の『おはスタ』（テレ東）『天才てれびくん』（NHK Eテレ）に出演し、たけるの出身地でもある岡山では地域密着の情報番組『なんしょん？』（岡山放送）のレギュラーなど、お茶の間に愛される番組に多数出演している。

「東京ホテイソンがこれほどまでに出演本数を伸ばし、お茶の間番組に多く出演している理由は、分かりやすいたけるのツッコミとマッチョイケメンかつ少し不器用であるショーゴのキャラが、しっかり立っているからでしょう。インパクトのあるたけるのツッコミは、子どもやお年寄りでも理解しやすく、確実にウケます。ボディコンテスト優勝経験もあるショーゴは鍛えられた筋肉とルックスで女性ファンからの支持も多く集めています」（前出芸能ライター）

さらに、たけるは『FNS27時間テレビ』（フジテレビ系）の目玉企画である100kmサバイバルマラソンで、女性走者として唯一走り切った井上咲楽を介抱したことで注目を集めた。100kmもの距離を走り切った井上は、ゴール地点に崩れ落ちるようにして倒れ込んでしまう。しかし、その際すでにゴールした走者たちやアナウンサーは、ただ見守っていただけ。唯一駆け寄ったのが、たけるだった。

このシーンに視聴者からは《たけるって優しそうな顔してるけど、本当に優しかった》《誰よりも先に駆け寄るのかっこいい》と称賛の声が上がり、お茶の間からの支持もより増したようだ。

YouTubeチャンネルの独特な企画も評価が高かったりと、さまざまな面で活躍を見せる東京ホテイソンのふたり。もしかすると、数年後は国民的バラエティでMCなどを務めるような立ち位置に登り詰めるかもしれない。