<figure id="attachment_361239" aria-describedby="caption-attachment-361239" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c0e01a18"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/184ebdd3f2a4a9433d4302919351fa10.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361239" class="wp-caption-text">『FEELSOLE』を手に、いかにスイング矯正に有効なアイテムなのかを力説する片山プロ</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「コレを見れば、打球が曲がるヤツがすぐわかるね！」「コレ、見てくださいよ。片山さんの体重移動が綺麗な一本線になっている。前後動がほとんどない！」「今年はコレをつかってアドレスの時にさ、左右の動きをチェックすべきだよ」</span></p>
<p>２月某日――宮崎市内のコースで行われた試打会に参加した片山晋呉（51）、勝俣陵（28）らプロゴルファーたちが、タブレットを覗き込みながらまるで子供のようにハシャいでいた。</p>
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<p>彼らの言う「コレ」とは、スマートインソール『FEELSOLE』。トヨタグループの豊田合成が開発したゴルフギアである。レクサスの内装などを手掛ける同社が最先端の技術を駆使して作ったこのギアを<span class="strongInContent">「革命的なアイテム」</span>だと片山プロは表現した。</p>
<figure id="attachment_361241" aria-describedby="caption-attachment-361241" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="262ef0f4"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/09e7b52d2d19b63a8a84e1b62119197c-1.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361241" class="wp-caption-text">試打後、スマートフォンに送信されたデータを確認する片山プロ（右）</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「スマートフォンなどの普及で、ゴルファーたちはいつでも自分のスイングをその場で撮影し、確認できるようになりました。これはたしかに素晴らしいことなのですが、スイングは体重移動やボディバランスなど、“見えないデータ”も同じくらい大事なのです。</span></p>
<p><span class="strongInContent">この“見えないデータ”を数値化してくれたのが、マットタイプのスイング解析機でした。世に出てきたのは今から３年ほど前。ただ、このスイング解析機には難点があった。地面にセンサーを埋め込んで計測するため、非常に高額。かつ、計測のために、スイング解析機が設置されたスタジオなどの施設に出向かねばならなかった。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ところが、『FEELSOLE』はインソールとして靴に入れるだけで、マットタイプのスイング解析機とほぼ同じデータが得られる。履くだけで、いつどもどこでも自分のスマホにデータを飛ばしてチェックできる。つまり、コースに履いていけば、ティーショットやバンカーショットなど、その場その場でデータをフィードバックできるわけです。野球やテニスなど、ほかのスポーツにも応用できるでしょう。画期的なアイテムですよ、コレは！」</span></p>
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<figure id="attachment_361242" aria-describedby="caption-attachment-361242" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5d0bf4ae"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/5a62359faf71fe36e4b3973b26513a9a.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361242" class="wp-caption-text">アドレス時の片山プロ。右側が『FEELSOLE』から送られてきたデータ。足形の間にある緑の●印が重心の位置だ。片山プロが立ち位置を決める際、左右に細かく重心を動かしているのがわかる</figcaption></figure>
<figure id="attachment_361251" aria-describedby="caption-attachment-361251" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c5e71e38"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/9e79f0fd21b31ef4cfafb85725502728-1.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361251" class="wp-caption-text">ショット時。右足の母趾球あたりに力が入っているのがわかる。プロたちは、前後動せず一直線に体重移動していることに注目していた</figcaption></figure>
<div data-friday-nextpage-lead="「試打した直後に即買いしました」"></div>
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<figure id="attachment_360748" aria-describedby="caption-attachment-360748" style="width: 3024px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="79185746"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/1e03de92f5434f9773bcc00ac7883c40.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-360748" class="wp-caption-text">SMLの３サイズあり、Lサイズでも95ｇと軽量</figcaption></figure>
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<p>片山プロと一緒に試打に参加した勝俣プロは<span class="strongInContent">「その場で購入しました」</span>と白い歯を見せた。</p>
<p><span class="strongInContent">「普段の練習から足裏のどこに体重をかけるか、体重配分を意識しています。スイングだけを見ても、狙った打球が打てるかどうかってわからないんですよ。唯一、地面と接している足は非常に重要なんです。どう体重配分するか、重心をどこに置くかでアドレスも変わってくる。ただ、スイング時の体重配分や重心の位置を調べようと思ったら、スジオまで行かなければならない。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ところが、『FEELSOLE』は野外で計測できる。まずそこにビックリしました。一球打っただけで、その場で自分自身でデータを確認できる。鳥肌が立ちましたね。ゴルファーならわかってくれると思いますけど、これってメチャクチャ意味がある。練習方法が劇的に変わると思いますし、練習効率もものすごく上がりますよ。コレで傾斜でのアドレスなどを研究すれば、いろいろなシチュエーションでのショットミスが減ると思います。マジでテンション、上がりました！」</span></p>
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<figure id="attachment_361244" aria-describedby="caption-attachment-361244" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="16a1d2c6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/45266ae9129634473f9f94c562973f2c.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361244" class="wp-caption-text">『FEELSOLE』を片手に勝俣プロは「冗談抜きで、コレがあれば優勝も狙えると思いました」と興奮気味に語った</figcaption></figure>
<p>日本ゴルフ界のレジェンドである片山プロが言っていたように、マットタイプのスイング解析機は販売価格が数百万円と非常に高額だが、『FEELSOLE』は５万円弱。少し奮発すれば手が届くお値段だ。さすがは世界のトヨタグループの開発力、といったところか。</p>
<p>そもそもなぜ、豊田合成はゴルフギアに目を向けたのか。</p>
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<p><span class="strongInContent">「豊田合成は樹脂・ゴムの専門メーカーで、研究開発部門にてセンサ機能を保有したゴムe-Rubberを開発しました。e-Rubberは柔らかい、薄い、軽いという特徴があり、形状の変形にも対応できるため、『インソールにすることで足圧から疾病推定やリハビリなどに使えるのではないか』と’19年から名古屋大学と共同研究を始めました。最終的にはヘルスケア用品市場に展開される製品なのですが、</span><span class="strongInContent">ヘルスケア用品として売り出すには、疾病との因果関係などのエビデンスを取るために時間がかかる。そんななか、開発チームのなかで『ゴルフ用品として転用できるのではないか』という声が上がった。ゴルフは各種スポーツの中で競技者人口が多く、市場も大きい。そこで、まずはゴルフ市場に投入してデータを取得し、実績を作ってみようということになったのです」（『FEELSOLE』正規販売代理店役員・弥栄氏）</span></p>
<p>『FEELSOLE』はパシフィコ横浜で３月８日～10日に開催されるジャパンゴルフフェアに出展される。プロたちはいったい何を絶賛しているのか。彼らと感動を共有するために現地で試してみてもいいかもしれない。</p>
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<figure id="attachment_361245" aria-describedby="caption-attachment-361245" style="width: 1170px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="16bb292a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/02/d26d3a96bcf4a7dc48f47b19705a122f.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-361245" class="wp-caption-text">「コレを使ったら、悪いショットは一目瞭然だね！」とご満悦な片山プロ</figcaption></figure>
<p><span style="font-size: 1rem;"><div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div></span></p>
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これは革命的、画期的……トッププロがそう声をそろえるゴルフギアが登場した。世に送り出したのは世界のトヨタグループ。何がそこまで凄いのか？　当のプロたちに聞いた

「これは革命だ！」トヨタグループの豊田合成が作ったゴルフギアを片山晋呉が絶賛する理由

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