ロイヤルブルーのドレスで…愛子さまと佳子さま 二人のプリンセスは「令和の皇室」を切り開けるのか?
1万6000人が集まった一般参賀にご一緒に出席 タイプはまるで違うけれど……
あいにくの小雨となった天皇誕生日。厳しい寒さの中、4年ぶりに抽選なしで行われた一般参賀には1万6000人もの国民が足を運んだ。
天皇家と秋篠宮家が揃ったなか、一際注目を集めたのが愛子さま(22)と佳子さま(29)の二人だった。
「愛子さまは両親どちらもイギリスで学んだ経験があるので留学も考えられましたが、学習院大学卒業後、すぐ日本赤十字社に就職する道を選びました。個人の意向より公務を優先したいという思慮を感じました。一方の佳子さまはジェンダー問題について踏み込んだ発言をするなど、時に波紋を呼ぶこともありますが、自らが正しいと信じる道を歩み、発信もするのだという意思を見せています。対照的なプリンセスと言えるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
秋篠宮家長男の悠仁さま(17)が来年以降、大学に進学するのは確実。学業が優先されるため、数少ない若い年代の成年皇族として、今後は二人のプリンセスが公務の担い手とならなければいけない。
「ケニア大統領夫妻らとの宮中午餐会で、愛子さまは堂々とした振る舞いを見せました。佳子さまも昨年来、ラッシュとも言うべきハイペースで公務に励んでいます。眞子さんの結婚をめぐる騒動以来、宮内庁も皇室のイメージアップに腐心している。この点で今後、公務以外にも二人が担う役割は大きくなっていくのです」(宮内庁担当記者)
「思慮」と「発信力」。異なる魅力を持つ二人がいる限り、令和の皇室の未来は明るい。
『FRIDAY』2024年3月15日号より
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