今年は開花が早いぞ!平成最後の花見は皇居周辺がおススメ | FRIDAYデジタル

今年は開花が早いぞ!平成最後の花見は皇居周辺がおススメ

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いよいよ、平成が終わりに近づいている。それに合わせてなにかと注目を集めがちな皇居とその周辺だが、ここは一般参賀や観光だけではなく、花見シーズンの人気スポットとしても知られているエリアだ。 

そこで、皇居周辺の定番花見スポットをピックアップ。桜が見ごろを迎える3月24日(水)~4月7日(日)の間は「千代田のさくらまつり」が開催され、各種イベント会場や桜の名所をめぐるシャトルバスも運行される。また、千代田区内ではレンタサイクルサービス「ちよくる」もあり、暖かくなってくるこれからの季節におすすめだ。

桜の季節限定メニューを出す飲食店も多く、皇居周辺がにわかに賑やかになるこの時期、平成最後の春はぐるり一周“皇居回遊花見”といきませんか!?

千鳥ヶ淵周辺(千鳥ヶ淵緑道)

ライトアップは3月27日(水)から4月7日(日)〈予定〉の日没(午後6時頃)〜午後10時まで。写真:鐘ケ江道彦/アフロ
ライトアップは3月27日(水)から4月7日(日)〈予定〉の日没(午後6時頃)〜午後10時まで。写真:鐘ケ江道彦/アフロ

シーズンになると100万人以上の見物客が訪れる、東京を代表する桜スポット。ソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜が皇居のお濠にせり出すように生え、水面に映る桜も見事。約700mの遊歩道になっている千鳥ヶ淵緑道や、水面から桜が眺められるボート(千鳥ヶ淵ボート乗り場利用。桜の季節は1艘あたり800円/30分、1600円/1時間)も人気。また、「さくらまつり」期間中は夜桜のライトアップも行われている。千鳥ヶ淵の夜桜とその奥に浮かび上がる東京タワーの眺めは、夜ならではの幻想的な風景に。

日比谷公園

写真:山梨将典/アフロ
写真:山梨将典/アフロ

1903年に日本初の洋式公園として造られた公園。ソメイヨシノ、里桜、しだれ桜などが見られる。周辺のビルを背景に咲く桜はいかにも都心の公園とった景観だ。洋式公園といっても園内には日本庭園もある公園内にある老舗レストラン「日比谷松本楼」も有名だ。また、3月28日(木)~31日(日)は、日本各地の『地元めし』が一堂に会するグルメイベント「第6回地元グルメフェスクオーゼ in 日比谷公園」も開催される。花より団子な人はこちらへどうぞ。

北の丸公園

北の丸公園内にある国立近代美術館工芸館 写真:根岸聰一郎/アフロ
北の丸公園内にある国立近代美術館工芸館 写真:根岸聰一郎/アフロ

ソメイヨシノを中心に約330本が咲く桜のほか、多種多様な花木、草花、野鳥の観察も楽しめる人気スポット。千鳥ヶ淵側にある散歩道もおすすめ。敷地内には日本武道館、東京国立近代美術館・工芸館といった文化施設もあり、花見以外の楽しみ方もできそう。ちなみに東京国立近代美術館では5月26日(日)まで「福沢一郎展 このどうしようもない世界を笑いとばせ」を開催中。日本にシュールレアリスムを広めたアーティストの作品と桜のコレボレーションで、より芸術的な気分になれる、かも。

靖國神社

写真:古橋マミ子/アフロ
写真:古橋マミ子/アフロ

ソメイヨシノやヤマザクラなど約400本の桜が咲き、境内にあるソメイヨシノが東京の開花宣言の標本木になっていることでも有名。さらに、靖國神社に行ったからには、境内奥にある隠れた名所・神池庭園も訪れたいスポットだ。この庭園は明治初期に作庭、1999年に復元された回遊式庭園で、池の周囲に咲いた桜が見事。ほかにも池に渡された花崗岩の橋や浮島といった日本庭園ならではの見どころも。まだ参拝したことがない人は、この機会にぜひ。

皇居東御苑

写真:古橋マミ子/アフロ
写真:古橋マミ子/アフロ

旧江戸城の本丸と二の丸を中心とした場所で、21万㎡という広大な敷地内にソメイヨシノ、ヤマザクラ、里桜など約250本が咲く。とにかく広いので人が密集することもなく、ゆっくり散策しながら桜を楽しみたい人におすすめ。ただし、御苑内は入園無料だが、飲酒禁止なので注意! さらに、皇居東御苑内にある三の丸尚蔵館では4月21日(日)まで「御即位30年・御成婚60年記念特別展『御製・御歌でたどる両陛下の30年』」という平成最後の花見にふさわしい展示を開催中。

外濠公園

写真提供:一般社団法人千代田区観光協会
写真提供:一般社団法人千代田区観光協会

皇居の外濠、牛込濠・新見附濠・市ヶ谷濠に沿うようして造られた公園で、ソメイヨシノやヤマザクラなど約240本の桜が、JR飯田橋駅から市ヶ谷駅、四ツ谷駅まで約2kmに渡って咲く。外濠通りに沿って桜並木が続いているが車道から一段上がった遊歩道になっているので、のんびり散歩しながら花見を楽しめる。飯田橋駅方面、四ツ谷駅方面からアクセスすると市ヶ谷駅がちょうど中間地点になるので、そこから靖国通りに方向転換して、靖國神社、九段下方面の桜見物をするというルートもおすすめ。

皇居とその周辺は、狭いエリアに桜の名所が数多くあり、各スポット間の移動も簡単。例えば、九段下から皇居を通って丸の内エリアや日比谷方面にアクセスしたり、JRや地下鉄を1~2駅乗って移動したりと、“ハシゴ”できるのがこのエリアの特徴だ。

のんびり散歩をしながら平成の思い出を語り合うのもいい、桜の下での舌鼓っていうのもアリだ。それぞれの“平成最後の花見”を皇居周辺で楽しんでみてはいかがだろうか。

「千代田のさくらまつり」の詳しい情はコチラ

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  • 取材・文高橋ダイスケ

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