白のジャケット&ロングスカートという”大人ファッション”で…佳子さま「20代ラストイヤーの決意」

３月４日、東京交通会館（千代田区）で開催中の暮らしの発明品を展示する「なるほど展」に、ロングスカートに白のジャケットをシックに着こなしたプリンセス・佳子さま（29）が来場した。

文部科学大臣賞を受賞したチタン製の縫い針を手に取り、「アイディアは、どんなときにひらめくのですか」などと質問して、熱心に説明を聞いていた。

「『なるほど展』は皇后さまが皇太子妃時代に行っており、紀子さまも訪れたことがあります。ここでは女性のアイディアから作られた発明品が集まっており、皇室でジェンダー平等に取り組む佳子さまが関心を持つテーマ。昨年に続いて２度目の訪問であり、佳子さまはこの日、約50分間じっくり展示を見ていかれました」（全国紙皇室担当記者）

昨年12月29日に29歳の誕生日を迎えた佳子さま。今春、愛子さま（22）が大学を卒業し、来年は悠仁さま（17）が大学進学するなど、若い世代が成長するなかで、佳子さまは「ラッシュ」と宮内庁関係者が言うほど精力的に公務に取り組んでいる。皇室解説者の山下晋司氏は「今後も佳子内親王殿下のご負担が減る可能性は低い」と語る。

「むしろ近年精力的に活動されていることで、今年はお出ましの依頼が増える可能性の方が高いと思います。とくにご本人も願っておられるジェンダー平等は、世界的にもメガトレンド。これまで皇室がほとんど関わってこなかったジェンダー平等に関する式典などへのお出まし依頼も増えてくるかもしれません。佳子内親王殿下は皇族として国や国民のためにしっかりとお仕事をしていくと、決意されているように感じます」

宮内庁関係者はこう漏らす。

「少なくとも悠仁さまの大学進学問題が決着するまでは、ご自身の結婚を積極的に考えるおつもりはないのでしょう」

今年は全国各地で佳子さまの笑顔が何度も見られそうだ。

『FRIDAY』2024年3月22日号より