商店街でドリルを腹に当てられ…元サッカー韓国代表「選挙応援中に連続暴行を受けた」意外な理由 | FRIDAYデジタル

商店街でドリルを腹に当てられ…元サッカー韓国代表「選挙応援中に連続暴行を受けた」意外な理由

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日本でもプレー経験がある李氏。政治活動で思わぬトラブルに巻き込まれた
日本でもプレー経験がある李氏。政治活動で思わぬトラブルに巻き込まれた

事件は通勤通学の人々が大勢行きかう駅前で起きた。

3月7日朝7時過ぎ。韓国西北部・仁川市桂陽区の地下鉄の駅では、4月10日に行われる国会議員選挙へ向け与党「国民の力」から立候補する元喜竜(ウォン・ヒリョン)候補が有権者に挨拶していた。元氏の後援会長は同市出身で、元サッカー韓国代表の李天秀(イ・チョンス)氏(42)だ。李氏はここで思わぬトラブルに巻き込まれる。

「韓国メディア『朝鮮日報』によると、身元不明の60代の男Aが握手を求めて李氏に近づいたそうです。Aは李氏の手を握ると太ももを蹴った。さらに暴行を加えようとしたためスタッフがAを制止。警察に通報し身柄が確保されました」(韓国紙記者)

「家族の住所を知っているぞ」

李氏は、同日午後2時過ぎにも別の騒動にあう。場所は仁川市の商店街で、元氏らが遊説している最中だった。

「『朝鮮日報』が入手した動画では、左手にドリルを持った70代の男Bがまず元氏と握手しています。次に李氏に近寄ると、肩を掴んで引き寄せドリルを彼の腹に当てたとか。スタッフが止めに入り李氏が『なぜこんなことをするのか?』と問いただすと、こう答えたといわれます。『残念だ。俺はオマエの家族の住所を知っているぞ。今後は気をつけろよ』と。暴言を吐いたBはそのまま立ち去ったそうです」(同前)

警察は3月12日までに、AとBの2人を公職選挙法違反で立件し事情を聴いている。Aは「暴行する意図はなかった」と説明。Bはドリルを当てた理由を「李氏に失望したから」と説明しているという。なぜ李氏にトラブルが相次ぐのだろう。

「李氏は’00年から’07年にかけ、長きにわたり韓国代表を務めました。スペインや日本など、海外でのプレー経験もある元有名選手です。野党からは『知名度を利用した客寄せパンダではないか』との批判が、かねてからありました。

李氏の政治姿勢にも疑問が出ています。前回(’20年)の総選挙では野党『共に民主党』の候補を支援していました。しかし今回は一転、与党『国民の力』の元氏を応援しているんです。野党支援者からすれば面白くはないでしょう」(全国紙ソウル駐在記者)

李氏は自身に危害を加えたAとBに処罰を求めている。警察は両被疑者の行動が、脅迫や暴行にあたるか慎重に捜査を進めているという。

  • PHOTOアフロ

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