「誰か一人にフィーチャーしないで」…『GTOリバイバル』で小栗旬がみせたグレートすぎる気遣い

あの伝説のドラマが帰ってくる――。

４月１日、かつて一世を風靡したドラマ『GTO』が『GTOリバイバル』（フジテレビ系）として26年ぶりに一夜限りの復活を果たす。主演の反町隆史（50）演じる元暴走族の破天荒教師・鬼塚英吉が、問題だらけの高校『私立相徳学院高校』に教師として赴任し、悩みを抱えた生徒たちに向けて熱い授業をする内容だ。

「令和の時代に『GTO』が復活するということで、フジテレビも力を入れて番宣しています。松嶋菜々子（50）や窪塚洋介（44）といった、最近あまりテレビでは見られない豪華な俳優陣も出演するとあって、業界内でも注目を集めています」（テレビ局関係者）

放送に先だって、『ひらけ！ パンドラの箱　アンタッチャブるTV』（フジテレビ）では「GTO同窓会」と銘打ち、反町隆史や元生徒役としてドラマに出演していた山崎裕太（43）や窪塚洋介、小栗旬（41）らがリモートで出演。撮影時の裏話や、今だからこそ話せるぶっちゃけトークに花を咲かせた。しかし、番宣で出演するにあたって、出演者の一人からフジテレビ上層部にある要望が出されたという。

「小栗サイドから、番宣の中で『誰か一人だけがフィーチャーされる扱い方はしないでほしい』という強い要望がありました。フジテレビ側からすれば、ドラマや映画だけでなくCMにも数多く出演している小栗を前面に押し出したかった。しかし、出演者の中では小栗が一番年下で、番手も下。

だからこそ、自分を中心に番宣が構成されるのを避けたかったんでしょう。要するに、小栗は先輩俳優たちに気を使ったということです。実際に番組でも小栗を前面に立てることなく、山崎や窪塚と同じように扱っていました」（同前）

かつていじめられっ子役で出演していた小栗が、先輩役者にみせた気遣い。グレートだぜ！