騒然!木村拓哉がなぜ東京地裁に入っていった?新会社トップタレントとして臨む「覚悟のオーラ」
最新主演ドラマ『Believe』のロケで見せた圧倒的オーラ
![撮影中、キムタクに笑顔はなかった。『グランメゾン東京』続編の海外ロケ等も重なり、スケジュールは殺人的だ](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2024/04/8c23bd4a2070bcd9baf6d6c684852bc1.jpg)
早朝から降り始めた雨が雪へと変わったころ、厳しく冷え込んだ東京地方裁判所前に人垣ができていた。ほどなくして2台のバンが地裁前に横付けされ、ダークスーツ姿の男が降り立った。
「車で地裁前を通りかかったんですが、ただならぬオーラを感じて目をやったら木村拓哉(キムタク)(51)で! 目が合っちゃいました!! ずっと見ていたくて、車を停(と)めてしばし、野次馬になりました」(通行人)
騒然とする地裁前。キムタクは静かに傘を開き、歩き出した。その傍らには白いスーツを着た長身のイケメン。どうやら斎藤工(42)のようである。
「テレ朝開局65周年記念ドラマ『Believe-君にかける橋-』の撮影ですね。キムタクの役どころは、大手ゼネコンの土木設計部の部長。社長に頼まれ、建設現場で起きた死亡事故の罪を被って収容されるも『出所したら厚遇する』という約束を反故にされて対決する――という話だそうですから、法廷闘争のシーンを撮っていたのでは」(芸能プロ幹部)
たしかに、報道陣が待ち受ける地裁の入り口に入っていく――という動きをキムタクは何度か繰り返していた。
わずか15分ほどで撮影は終了。息つく間もなく、キムタクは地裁を後にした。
「4月25日放送開始なのにクランクインは3月20日という異例の遅さ。綱渡りスケジュールなんです。この前日まで三重でロケをしていて、地裁の後は千葉に移動して撮影を続けていたと聞いています」(制作会社ディレクター)
キー局プロデューサーは「木村を突き動かしているのは、新会社のトップタレントとしての覚悟」だと見ている。
「当初、この作品で木村はテレビマン役をやるはずだったそうです。ところが、故・ジャニー喜多川氏の性加害問題でテレビ局の忖度がクローズアップされたことで白紙となり、脚本も作り直しになった。責任を感じないわけがない。
周年作品だけに斎藤のほか、竹内涼真(30)、上川隆也(58)、北大路欣也(81)と共演陣も超重量級ですからね。旧ジャニーズ事務所が得意としたバーターもやらず、不平も漏らさず、全力投球していますよ」
地裁で見せた鬼気迫る表情には、トップのプライドが滲(にじ)んでいた。
![地裁前に並んで立つイケメン二人。斎藤(左)は、キムタク扮する大手ゼネコン設計者の弁護士役を演じるという](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2024/04/57aff493a10b6665ed2f4c35fdcc6c67.jpg)
![本誌未掲載カット 木村拓哉の登場で東京地裁は騒然!新会社トップとして臨む「覚悟の撮影現場」](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2024/04/a02a3106a8a612aa9f29209cef16ddbe.jpg)
![本誌未掲載カット 木村拓哉の登場で東京地裁は騒然!新会社トップとして臨む「覚悟の撮影現場」](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2024/04/83b76e11e08ff24b47ecccf73dc88621.jpg)
![本誌未掲載カット 木村拓哉の登場で東京地裁は騒然!新会社トップとして臨む「覚悟の撮影現場」](https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2024/04/3b1ebe5bd3b34694a7fc0c62563a725a.jpg)
『FRIDAY』2024年4月19日号より
- PHOTO:高塚一郎