2回持たずにKO、2度の寝坊遅刻…中日・根尾&巨人・秋広「期待の若手が二軍でくすぶる」納得の理由 | FRIDAYデジタル

2回持たずにKO、2度の寝坊遅刻…中日・根尾&巨人・秋広「期待の若手が二軍でくすぶる」納得の理由

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制球力に大きな課題が残る根尾
制球力に大きな課題が残る根尾

めった打ちだった。

4月2日にウエスタン・リーグの阪神戦に先発した中日・根尾昂(23)は、2回持たずに4失点KO。1回1/3を投げ4四球を与え5安打を浴びたのだ。

「ボール先行で、課題の制球力が改善されていないことがわかりました。四球を連発し、たびたび満塁のピンチを招くなどまったく安定感がありません。根尾は『休日はずっと本を読んでいる』と話すように、超がつくほどマジメな性格です。一度悩み始めると考え込んでしまう。本人も2日の投球を『言い訳にならない』と反省していますが、必要以上に落ち込まなければ良いのですが……」(球団関係者)

中日の一軍先発陣は、柳裕也、涌井秀章、メヒア、小笠原慎之介らがおり安定している。二軍で防御率7点台(成績は4月10日現在)の根尾がつけ入るスキがないのが現状だ。

「根尾は球速150kmのストレートに、スライダー、フォークなどの変化球を投げボール自体は一級品です。ただ気持ちを制御しきれないメンタル面に課題があります。ブルペンでは素晴らしいボールを投げていても、マウンドに立つと四球連発というケースが目立つ。登板させてみないと調子がわからないようでは、首脳陣も危なっかしくて一軍では使いづらいでしょう」(同前)

「それだけ」

根尾は野手との二刀流から本格的に投手へ転向し、まだ2年。長い目で成長を見守るべきなのだろう。

もう一人、二軍でくすぶっている期待の若手がいる。昨年2ケタ本塁打を記録した巨人の秋広優人(21)だ。

「オープン戦では打率.125と低迷。二軍でも2割台前半と不振が続いています。阿部慎之助監督は身長2mの体格をいかした長打力に期待しているようですが、本人は打率を高めようとしている。小さくまとまってほしくない首脳陣と、方向性に乖離があるのかもしれません。

また阿部監督は『自己犠牲』や『献身』をテーマに、選手に規律を求めています。秋広は昨オフの公式行事に寝坊して2度も遅刻。阿部監督は『三軍にしようかな』と不快感をあらわにしていました。紳士たる巨人の主砲にふさわしい人物になってもらうため生活意識も変えてもらおうと、あえて厳しく接しているのでしょう。秋広を二軍に落とした理由について、阿部監督は開幕前に『結果を出せなかったからね。それだけ』と突き放すような言い方をしていますから」(スポーツ紙担当記者)

期待が大きいからこその愛のムチ。だがいくら周囲がバックアップしても、プロの世界で開花できるかは本人の努力と意識しだいなのは言うまでもない。

  • PHOTO共同通信社

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