「やってられへん!」阪神ドラ1の下村海翔がトミー・ジョン手術で岡田監督が”恨みのボヤキ” | FRIDAYデジタル

「やってられへん!」阪神ドラ1の下村海翔がトミー・ジョン手術で岡田監督が”恨みのボヤキ”

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入団会見で高々と腕を突き上げる下村。この時は大手術に踏み切るとは誰も予想していなかった
入団会見で高々と腕を突き上げる下村。この時は大手術に踏み切るとは誰も予想していなかった

阪神のドラフト1位、下村海翔投手(22)が右肘内側側副靱帯再建術――いわゆるトミー・ジョン手術を受け、4月11日に退院したと球団が発表。虎党に衝撃が走った。下村は球団広報を通じ、こうコメントした。

「支えていただいている多くの関係者の方から助言をいただき、手術を受ける決断をしました。入団してからなにもできず、もどかしい気持ちもありますが、自分の決断を尊重してくださった球団の方々への感謝を忘れず、一日でも早く復帰し、チームの力になれるように、今後のリハビリに誠心誠意取り組んでいきたいと思います」

スポーツ紙阪神担当記者が明かす。

「去年、大学ジャパンに選ばれて下村は投げまくっていたのに、入団後は一転してノースロー。一向に情報が上がってこないので『ウチのドラ1は何をやってるんだ?』とファンの間でも話題になっていました」

即戦力ルーキーが一球も投げないうちに手術に踏み切ったとあっては、勝負師の岡田彰布監督(66)も黙ってはいられないだろう。

「チームは去年、38年ぶりの日本一になりました。セ・リーグ史上初のリーグMVPと新人王をダブル受賞した村上頌樹(25)をはじめとした投手陣の活躍が光りましたが、一方で青柳晃洋(30)や伊藤将司(27)には勤続疲労の色が見えていた。それを見越して、岡田監督は昨秋のドラフトで即戦力投手を上位指名することを決めたのです。

ところが下村は今年1月の新人合同自主トレから全力で投げられず、春季キャンプは2軍で調整となったが、ブルペンでまともに投げられないことが判明したといいます。戦力として復帰させるために猶予を与えた形となりましたが、見通しが甘かったフロント、スカウトに対して岡田監督のボヤキが止まらないそうです」(同前)

チームの不調も相まってか、ペン記者の囲み取材を拒否するなど岡田監督のイライラは募るばかり。

「そら、岡田はんも機嫌が悪うなりますやろ。いくら自分が頑張っても、それを支える側の人間が失敗してしもうとるわけで。『やってられへん!』となりますわな。トミー・ジョン手術を受ける可能性を事前に担当スカウトがどれだけ上に伝えていたのか。あいまいな〝報告〟だったら責任問題に発展する可能性すらある」(球団OB)

ちなみに、下村を担当したのは’05年の岡田第一次政権時代にリリーフ左腕として活躍した吉野誠氏(46)。監督の性格は熟知しているはずだが--さて?

  • PHOTO共同通信社

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