アンジャ渡部「騒動後初のMC番組」に課せられたヤバすぎる設定
渡部
「テレビではできないことをやる」のが昨今の配信限定番組の魅力となっているが、このたびDMMTVにて、「絶対にテレビではできない過激な番組」が誕生。4月12日より配信が開始され、早速話題を集めている。
MCというのか、それとも「犠牲者」と呼ぶべきなのか。番組のメインを飾るのはアンジャッシュ渡部。不倫騒動の自粛が解けて以降初の「冠番組」となるのだが、この世界はそう甘くない。
『WATABET(ワタベット)~それ、オレのだからね?~』と題されたこの番組、両角708(もろずみ・なおや)という渡部と同じ事務所の後輩芸人に100万円を預け、そのおカネを「ポーカーで3ヵ月かけてどこまで増やせるか」を観察するドキュメンタリーバラエティ……なのだが、この元手資金となる100万円を供出したのが渡部なのだ。
しかも両角、ポーカーはまったくの初心者。そんな男に100万円を預けるのは正気とは思えないが、「勉強すればするほど勝率が上がる」というポーカーの特性を活かして、両角にすべてを託しプレイヤーとしての成長に賭ける……という設定だ。
渡部の100万円が溶けるのか、それとも渡部のポケットマネーを溶かしながらも両角がプレイヤーとして少しずつ腕を磨き、最後には元手を増やすことができるのか。二方面から楽しめる番組となっている。
奥深きポーカーの世界をのぞきながら、渡部の心の奥底からひねり出されるツッコミが響くこの番組。
「賭け」に勝って渡部が再起の道を拓くのか。それとも、100万円はただ後輩の「おもちゃ」になってしまうのか――。新感覚のドキュメンタリーバラエティを堪能してみてはいかがだろうか。
- 取材・文:音羽葉子