「練習のための練習を……」阪神・佐藤輝が2年連続二軍落ちで不安視される「岡田監督との不和」 | FRIDAYデジタル

「練習のための練習を……」阪神・佐藤輝が2年連続二軍落ちで不安視される「岡田監督との不和」

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昨年に続き、今季も屈辱の2軍落ちを味わった阪神・佐藤輝明(25)。チーム内では岡田彰布監督(66)との“不和”を心配する声があがっているという。

「2軍落ちのキッカケとなったのが5月14日の中日戦(豊橋)でのエラーでした。試合終盤、勝負どころで中日の打者がバントミスをした。一気に阪神に流れが来るはずだったのに、サトテルはバント処理のボールを捕球できず、ピンチが拡大。チームは逆転負けを喫しました。

これに怒ったのが岡田監督と内野守備担当の馬場敏史コーチ(59)で、試合後に即ファーム落ちとなりました。今季ここまで37試合で6失策。2カードにひとつはポロッとやっている計算になります。これだけハイペースでエラーを重ねられたら、いくら一発のある大砲といえど、スタメン起用は難しい。サトテルは15日早朝、新幹線に乗って帰阪すると2軍の本拠地・鳴尾浜球場へ直行。隣接する球場に移って289本ものノックの嵐を浴びせられました」(球団関係者)

昨年はファームから復帰後に発奮し、成績を伸ばした佐藤
昨年はファームから復帰後に発奮し、成績を伸ばした佐藤

去年の6月もサトテルはDeNA3連戦の途中でファーム落ちしたのだが、この時は試合中にロッカーでくつろいでいたことが首脳陣にバレたことが最大の理由だった。

「打撃、守備両方で精彩を欠いていることもそうですが、彼のマイペースな性格に岡田監督が相当、難色を示しているといいます。阪神が掲げるセ・リーグ連覇という目標を〝アレンパ〟と命名したのはサトテルですが、あれも若手選手たちで『カントクはどうせこの手のキャッチフレーズが好きだから』と小馬鹿にしていたところから生まれたもの。今回の降格にサトテルは『またかよ…』と不満を漏らしていたそうです」(同前)

昨年の“懲罰降格”で心を入れ替えたのではなかったのか……。

「“練習のための練習”をやっているのがサトテルの最もアカンところ。日本一になった昨年オフ、佐藤はチームで1、2を争うほどメディア出演などの余興に引っ張りだこやった。自分たちの努力が花開いたわけやから、束の間のオフを満喫するのはエエことやけど、課題の守備が全く改善されていないうえ、まったく打てていない。現役時代、堅守だった岡田監督からすれば、許されないレベルに達してしまったんやろな。

矢野燿大前監督(55)のように、選手を乗せてやる気を起こさせる今風の指導法を岡田監督は嫌っとる。このままでは正面衝突しかねん」(球団OB)

5月28日からは阪神が苦手とするプロ野球セ・パ交流戦が始まる。日本ハム、ロッテ、楽天、西武、オリックス、ソフトバンクとの戦いの場に、はたしてサトテルの名前はあるだろうか――。

  • PHOTO共同通信社

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