9戦中6戦で予選落ちのドン底…渋野日向子が再び覚醒へ「世界ランク192位からの逆襲が始まる」 | FRIDAYデジタル

9戦中6戦で予選落ちのドン底…渋野日向子が再び覚醒へ「世界ランク192位からの逆襲が始まる」

予選落ち続きだったのに、全米女子オープンでまさかの大健闘2位!

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大会後「この何ヵ月間とはまったく違うゴルフができている」と自信をのぞかせた渋野。輝きを取り戻した
大会後「この何ヵ月間とはまったく違うゴルフができている」と自信をのぞかせた渋野。輝きを取り戻した

直前まで世界ランキング192位、9戦中6戦で予選落ちのドン底……。

低迷していた渋野日向子(しぶのひなこ)(25)が、6月2日まで行われた『全米女子オープン』で復活した。首位の笹生優花(さそうゆうか)と3打差の2位。’19年8月の『全英女子オープン』以来のメジャー制覇とはならなかったが、再覚醒(かくせい)を予感させるゴルフだった。

気持ちも前向きなのだろう。最終日を終え、渋野は報道陣へこう語った。

「(掲示板で順位を見て)おおおー、おおおー、みたいな(笑)。なんで自分がいるんだろうという感じがあったかも」

運も味方した。3日目14番ではタッチで転がしたボールがカップの縁(ふち)で止まるも、約10秒後にコロン。風に押されラッキーなバーディーとなった。

「昨年4月に左手親指を痛めるなど、直前までの渋野は苦しんでいました。理想のドローボールを打つために、上田桃子らを指導する辻村明志氏にコーチを変更しスイングを改造……。試行錯誤を繰り返していたんです」(スポーツ紙担当記者)

試行錯誤が実り完全に復調した渋野。今後の「逆襲」について、ゴルフ解説者のタケ小山氏が太鼓判を押す。

「これまでは振り心地に納得できなかったのか、ラウンド中に何度も素振りをし頭をひねる姿が見られました。しかし以前の慣れた柔らかいシャフトに戻して、スイングを改造したのが大きかったのでしょう。全米では迷いがなかった。今回のように迷いなく自分なりのスイングに集中できれば、’19年の全英のようなメジャー制覇の再現も十分にあります」

“スマイルシンデレラ”が戻ってきた!

『FRIDAY』2024年6月21日号より

  • PHOTOAP/アフロ

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