″令和のゴッドマザー″になる日は近い…?藤本美貴が業界関係者や視聴者から「大ウケ」の意外な理由 | FRIDAYデジタル

″令和のゴッドマザー″になる日は近い…?藤本美貴が業界関係者や視聴者から「大ウケ」の意外な理由

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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『モーニング娘。』や『アンジュルム』など、多数のアイドルを輩出した『ハロー!プロジェクト』出身者のなかで今、最も成功していると目されているのが藤本美貴(39)だ。

昨年11月、家族でドライブした際のミキティの左手には結婚指輪が輝いていた。庄司から溺愛される夫婦円満キャラが好評で、好感度も高い
昨年11月、家族でドライブした際のミキティの左手には結婚指輪が輝いていた。庄司から溺愛される夫婦円満キャラが好評で、好感度も高い

「3人のお子さんの子育てがあるため、レギュラー番組こそ2本ですが、’19年に開設したYouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』でやっているお悩み相談が大ウケ。チャンネル登録者数は約78万人を誇り、メディア出演も増えています」(テレビ誌編集者)

MCを務める『夫が寝たあとに』(テレビ朝日系)は放送開始から半年で放送枠が拡大され、見逃し配信も深夜帯としては異例の再生回数を誇っている。

「藤本は松浦亜弥(37)に続くソロアイドルとして’02年にデビュー。翌’03年に『モーニング娘。』に加入したあたりから、芸人顔負けのツッコミでメンバーをイジるトークセンスが一部テレビマンに評価されていました」(アイドルライター)

’07年には『モーニング娘。』の5代目リーダーに上り詰めるも、同年にFRIDAYが『品川庄司』庄司智春(48)との熱愛をスクープしたことでグループを脱退。庄司との結婚や出産を経て、メディアから姿を消していた時期もあったのだが――ここにきての隆盛を、制作会社ディレクターは「すべての条件が揃ったから」と分析する。

「3度の出産と子育てを経て、ママタレとしての引き出しが増えた。30代後半になったことで、トークのぶっちゃけぶりに磨きがかかっている。もう一つ、大きいのが″夫が庄司″だということ。あのボチボチな実力と売れ具合のおかげで、女性視聴者から反感を買わないのです」

夫の持ちギャグも「功を奏した」と放送作家は分析する。

「子育てで芸能活動をセーブしていた期間も、庄司は『ミキティ~!』と叫び続けた。おかげで″消えた″″過去の人″というネガティブイメージがつかなかった。庄司とテレビでは基本的に共演しないという戦略も功を奏し、夫婦タレントとしても消費されていない。その一方で、YouTubeでは夫婦仲が伝わる動画をアップして好感度を高めている。バランスのとり方が絶妙ですよね」

リアルな主婦目線によるコメントが支持されているが、それには彼女の育った意外な家庭環境も影響している。

「本人が明かしていますが、母子家庭で、決して裕福とは言えない経済状況だったそうです。アイドルとしてブレイクした後も、庶民の金銭感覚がしっかり身についている。だからこそ、視聴者の反感を買わずに攻めたトークができる。現在39歳ですが、40代に突入すれば、ますます言葉に説得力が出るでしょう。ご意見番的なポジションを築けるのではないか」(キー局プロデューサー)

SNSなどで″映え写真″を投稿するママタレも多いが、藤本はあくまで自然体。これも支持される理由だ。

「クールビューティーなルックスなのに、アパレルのコラボ案件がイオンブランドだったりしますからね。アップする写真も変に加工したり、盛ったりしていない。この庶民っぽさが共感を呼ぶポイントです」(広告代理店関係者)

元アイドルが″ゴッドマザー″となって、テレビ業界を席巻する日は近い!?

FRIDAY2024621日号より

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