フランス在住でも「タレントパワー」がまったく落ちない…女優・杏を「新宿の映画館」で発見！

子育てが一段落して昨年は映画３本、バラエティ番組への出演も増えて――

梅雨入り間近の蒸し暑い昼下がり、新宿の映画館から颯爽(さっそう)と出てきたのは女優・杏（38）。渡仏してから約２年、東京から約１万㎞離れたパリにいてもなおタレントパワーに陰りなしだ。それには他の″移住芸能人″にはない特殊事情がある。

「日本に来る頻度が高く、昨年だけで３回以上も帰国しているんです。映画『キングダム』からバラエティ番組『だれかtoなかい』（フジテレビ系）まで仕事の幅が広がっているためですね。事務所から独立する俳優が多いなか、大手事務所に所属し続け、バラエティや番宣に協力的なのでオファーする側もやり取りがしやすいんですよ」（テレビ局関係者）

芸能界デビューの際は父・渡辺謙（64）との関係を伏せ、元夫・東出昌大（36）との離婚騒動の際も露出を極端に控えた杏だが、近年心境が変化したようだ。

「自身のYouTube動画で渡辺と共演するなどプライベートを仕事に活(い)かすようになりました。最新主演作の映画『かくしごと』でも、育児に熱心でない元夫への不満を吐露するなど、東出との離婚を想起させる場面が多々あり、話題になるでしょう。

また最近は芸人の『ラランド』や『ロバート』秋山竜次（45）のファンを公言。芸能一家出身ながらノリがいいのは安藤サクラ（38）の路線ですが、杏はまだ一度も映画関連の賞を受賞できていないんですよね。権威ある賞を狙うべく、今後は映画への出演を増やすでしょう」（芸能事務所関係者）

３人の子供たちは幼児期を終え、子育ても一段落。演技派女優への一路に徹していくことだろう。

『FRIDAY』2024年6月28日号より