古巣・西武に「覇気が感じられない」と喝!清原和博 球場入りする姿から溢れ出す「ハンパないオーラ」
″番長節″全開の解説は大好評! 慶應大学の長男も活躍中で、球界での存在感が増している
|スポーツ
堂々とした球場入りだった。
6月6日、黄昏時(たそがれどき)の神宮球場前に、1台のベンツが現れた。スタッフらが出迎えるなか、姿を現したのは清原和博(56)だ。運転手からスーツの上着を受け取ると、サングラスをかけ直し、ゆっくりと球場へ入っていく。その迫力に道行く人たちも思わず足を止めていた。
「神宮は、慶應大学野球部で4番を務める長男・正吾くんの主戦場。父親として何度も応援に駆けつけた縁の深い場所で、この日は解説者として古巣・西武の後輩たちを『覇気が感じられない』と叱咤激励しました」(球団関係者)
″番長節″全開の解説はファンからも好評で、業界内でもその評判は上々だ。野球解説者のデーブ大久保氏が語る。
「キヨの解説はまず褒(ほ)めるところから始まるから聞いていて気持ちがいい。その中で求められれば厳しいコメントもする。そのメリハリがいいよね。以前会ったときは『野球を楽しく見てほしい』って言っていて、ファンを第一に考える姿勢は、選手時代から変わってないですね」
長男・正吾は今秋のドラフト候補の一人。息子の活躍を、清原が解説する。そんな未来も、遠くないのかもしれない。
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『FRIDAY』2024年6月28日号より
PHOTO:島 颯太