大谷翔平 後半戦も初の50本塁打へまっしぐら! 秘訣は「強靭な下半身」と「軸足の回転」にあり!! | FRIDAYデジタル

大谷翔平 後半戦も初の50本塁打へまっしぐら! 秘訣は「強靭な下半身」と「軸足の回転」にあり!!

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特大アーチを描き続けられるのは強靭な下半身があればこそ

後ろに重心を残した状態で軸足を回転させながら上体を反らすフォームは、松井秀喜氏(50)と共通する(PHOTO:AFLO)
後ろに重心を残した状態で軸足を回転させながら上体を反らすフォームは、松井秀喜氏(50)と共通する(PHOTO:AFLO)

新たに取り入れたルーティンが、好調を加速させている――。

6月中旬頃から大谷翔平(30)は、打席に入る際、ホームベースと三塁線の延長線上にバットを寝かせ、その角度を測るような動作を見せるようになった。

「球場によって、バッターボックスのラインの太さが違ったり、曲がっていることがある。大谷選手はその微妙な差を確認し、いつも同じ場所に立てるようにしているのでしょう。同じ場所で構えれば、精神的に落ち着いた状態で投手に対峙できるため、好成績に繋がりやすいのです」(プロ野球解説者の小早川毅彦氏)

この動作の効果は、技術面にも現れる。大谷の打撃の源である軸足の位置を、固定することができるからだ。

「大谷選手は、重心を軸足に残しながら、下半身の回転力で球を飛ばしています。ボールを捉えるインパクトの瞬間から、フォロースルーにかけて、キャッチャーのほうへ反(そ)り返るように身体を後ろに倒すバッティングフォームです。こうすることで、上半身とボールとの間に距離が生まれ、ヘッドスピードが上がります。

一方で、このフォームを維持するためには、強靭な下半身や体幹が必要。メジャートップクラスのフィジカルを持つ大谷選手だからこそ可能なのです」(同前)

大谷はここまで、自己最高の年間50本ペースでホームランを量産し、こちらも自己最高ペースとなる23個の盗塁を記録している(数字は7月22日時点)。

類稀(たぐいまれ)なる下半身の力で、2年連続の本塁打王と、史上初のシーズン50本塁打、30盗塁の同時達成を目指す。

 

『FRIDAY』7月26日・8月2日合併号より

  • PHOTOAFLO

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