いまも現役 蒸気機関車の逞しく美しい姿 ブーム再燃中!

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「インスタ映え」で再び脚光!

桜が咲いたらカメラを持って旅に出よう

大井川鐵道大井川本線(静岡県) 桜の木の間を列車が走り抜ける

大井川鐵道大井川本線 桜の木の間を列車が走り抜ける(静岡県) 日本で唯一年間300日以上営業運行している蒸気機関車。中でも、島田市の新金谷—家山間を臨時列車が走る桜のシーズンが撮り頃だ

ファミリー層にも人気のSL

今、蒸気機関車が再びブームになっている。’75年、JR北海道室蘭線を最後に定期運行は終了し、一度は姿を消した蒸気機関車だが、現在、日本全国12路線で観光列車としてその姿を見ることができる。

「SLというと、東京の新橋駅前広場に飾られている機関車を思い浮かべる方もいるかと思いますが、実際に線路を走っている時の迫力や躍動感は感動的です。汽笛が鳴り響く様や、煙を吐き出す姿を見ると気持ちが盛り上がります。

蒸気機関車は石炭を燃やして出た煙と煤で、窓がうっすら汚れている。トンネルに入る前には窓を閉めるようアナウンスもあり、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。電車と違って走るスピードもゆっくりですし、きれいな景色を眺めながらの旅で女性人気も高くなっているんです」(『グッとくる鉄道』の著者・鈴木伸子氏)

そんな再ブームもあって、各鉄道会社が蒸気機関車を復活し運行。今回紹介しているもの以外にも、北海道のJR釧網本線、岩手県のJR釜石線、群馬県のJR上越線とJR信越本線、茨城・栃木県の真岡鐵道、栃木県の東武鉄道、埼玉県の秩父鉄道、島根・山口県のJR山口線で観光列車が運行中だ。

「機関車にはマニア的なイメージがありますが、お客さんにはファミリー層もたくさんいる。静岡県の大井川鐵道ではきかんしゃトーマスが走っているので、子どもに大人気なんです」(前出・鈴木氏)

何しろインスタ映えもバッチリだ。ぜひカメラを持って乗り込みたい。

「観光用とあって、土日しか運行していなかったり、一日に一往復しかなかったりします。あらかじめ運行スケジュールを確認してから出かけてください。シャッターチャンスは煙を吐き出した瞬間です」(前出・鈴木氏)

住宅街が近接している所では黒煙を吐き出すのを控える場合が多いので、急勾配の山あいや野原などが狙い目だ。

桜の季節、カメラを持って蒸気機関車の旅に出てはいかがだろうか。

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  • 撮影星川功一(3枚目)写真アフロ

Photo Gallary6

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