”歌ヘタ騒動”を乗り越えて…『Snow Man』渡辺翔太がドラマロケで見せた「名俳優オーラ」

７月中旬、東京・台東区の庶民的な海鮮居酒屋で、あるドラマの撮影が行われていた。カットがかかると、スタッフと一緒に色白のイケメンが店の中から姿を現した。『Snow Man』の渡辺翔太（31）である。

「放送中のドラマ『青島くんはいじわる』（テレビ朝日系）のロケですね。渡辺は同作でモテモテなのに恋愛には興味がない“絶食系男子”を演じています。初回から第４話までのTVerの見逃し配信総再生回数は1000万回を突破。作品が好評だからか、早朝からの撮影だったのにもかかわらず、撮影の合間にはスタッフと談笑するなど渡辺は上機嫌でしたよ」（ドラマ制作スタッフ）

今年１月に放送されたドラマ『先生さようなら』（日本テレビ系）で連ドラ初主演をはたすなど、俳優としての活動に注目が集まっている渡辺だが、彼の一番のウリは『Snow Man』でメインボーカルを任されるほどの歌唱力、なのだが――。

「夏の音楽特番でケチがつきました。韓国のアイドルと優里の『ベテルギウス』を歌ったのですが、“下手だ”とネットで叩かれたのです。確かに音程がズレている部分が多々あったのですが……これは、多忙すぎるのが原因でした。『Snow Man』としての活動、単独でのドラマ出演、CM撮影を同時進行せねばならず、満足にリハーサルができなかったのです。問題となった音楽特番以降はいつも通りの綺麗な歌声を披露しているので、ファンは安堵していますよ」（音楽番組制作スタッフ）

多才な渡辺ならではのアクシデントだったのだ。そして彼には、さらにもう一つ別の顔がある。

「美容です。毎日のようにサプリメントを飲み、ヒアルロン酸を打っていると公言している渡辺は『Snow Man』の美容番長といわれていますよ。今ではグループの屋台骨になっていますが、結成当初は“いかに自分を売り出すか”で悩んでいたのは有名な話。美容好きキャラを全面に押し出した甲斐あって見事、男性向け美容医療のCMに起用されています」（同前）

引き出しの多さも、渡辺のキャラクターとなったのである。