水原一平被告 判決まであと約1ヵ月「令和最悪の裏切り者」が日本に戻ってくる日 | FRIDAYデジタル

水原一平被告 判決まであと約1ヵ月「令和最悪の裏切り者」が日本に戻ってくる日

ウーバー配達員は″クビ″…賠償金、追徴課税、罰金は総額最大30億円で現在無職 それでも献身妻と、″高級スーパーでお買い物″姿が目撃された――

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かつての盟友が大幅に盗塁数を増やしたことに対し、「水原被告に盗む意識を教わった」と揶揄するファンも
かつての盟友が大幅に盗塁数を増やしたことに対し、「水原被告に盗む意識を教わった」と揶揄するファンも

重くのしかかる 英雄への裏切りの対価

「水原被告は大谷翔平選手(30)から盗んだ約1700万ドル(約24億1500万円)のほか、総額4億円とも言われる追徴課税や罰金を支払う必要があるでしょう」(国際弁護士の清原博氏)

銀行詐欺などの罪で起訴され、現在保釈中の水原一平被告(39)の買い物姿が、アメリカ現地メディアによって捉えられた。その手には、高級志向のスーパー『ホールフーズ』の買い物袋が握られており、隣には離婚説も囁(ささや)かれていた妻の姿も。

水原被告の判決は10月に言い渡される。司法取引をしたため有罪は確定だ。

「裁判所が判断材料とするのは、被害者の感情。通常であれば禁錮6年程度が妥当ですが、大谷選手サイドが弁済を求めず、『もういいです』というスタンスなら刑期は4年、『許せない。全額弁済を求める』というスタンスなら8年ほどになる可能性もあります」(清原氏)

仮に大谷側が一切、弁済を求めなかったとしても、約4億円の支払いは免れない。さらに、支払いが遅れれば毎年約10%の「延滞税」が上乗せされるという。ウーバーイーツから配達員登録を禁じられ、現在、無職となった男が簡単に支払えるような額でないのは明らかだ。

「かつての盟友の世界一も引退セレモニーも、刑務所の中で見届けることになるかもしれません。出所後はアメリカでの永住権を剥奪され、国外退去になります。そうなれば、親戚のいる日本への帰国を選ぶでしょう」(現地を取材する記者)

隠遁(いんとん)生活を送りながら、生涯にわたって贖罪を――。英雄への裏切りの対価は、水原被告に重くのしかかる。

保釈中の水原被告は出国を許されておらず、自宅で過ごすことがほとんどだという。夫婦の時間は増えた
保釈中の水原被告は出国を許されておらず、自宅で過ごすことがほとんどだという。夫婦の時間は増えた

『FRIDAY』2024年9月27日・10月4日合併号より

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