再婚の三船美佳を悩ます高橋ジョージとの豪邸に払うローン40万円

「頼りがいがあって、私の中ではゴールデンレトリバー。優しい大きなワンちゃんです」

４月１日に大阪で美容院を経営する３歳年上男性と再婚した三船美佳。７日に都内で行われたＰＲイベントに参加した彼女は、夫について聞かれると上機嫌でノロケてみせた。

「１年半前に知人の紹介で知り合い、交際に発展。３月に娘の後押しもあり、彼女がプロポーズしたそうです。“娘も小さな子どもが好きですし、（性別は）どちらでもうれしいです”と、子作り宣言まで飛び出すなど甘い雰囲気の会見でした。ただ、前夫の高橋ジョージさんがお祝いコメントを出したことを聞かれると、“ありがとうございます”とひと言だけ。顔は笑っていたのですが、“高橋ジョージのことは触れないで”という無言のプレッシャーを感じましたよ」（ワイドショースタッフ）

高橋と別居した15年ころから、大阪に生活拠点を移していた三船。当時は夫から離れるための一時的なものと思われていたが、在阪の実業家と再婚したことから、大阪には長く住むことになるそうだ。

「高橋さんから離れるため、夜逃げのような感じで家を飛び出した。生活環境が激変することで、三船さんはひとり娘のことをとても心配していました。ですが、大阪のインターナショナルスクールに転入すると、すぐに新しい学校に馴染めたそうです。離婚が成立しても大阪を離れなかったのは、やはり家族が大阪の水に合っていたからでしょうね」（スポーツ紙記者）

大阪に留まったからこそ、新しい伴侶を得ることが出来たのだろう。そんな、三船の娘まで結婚を後押したという男性はというと……。

「三船さんが“ゴールデンレトリバー似”と話したから、美容院経営者だし金髪で派手な人じゃないかと思うかもしれませんが、全然そんな感じじゃないですよ。身長が１８０センチを超えるスポーツマンタイプで、とてもおっとりした人。どちらかといえば、商社マンみたいな真面目な雰囲気の方ですよ。高橋ジョージさんとは全く正反対の感じですかね（笑）」（新しい夫を知る美容関係者）

幸せいっぱいの三船だが、いまだ彼女を悩ます問題が。それは、離婚した高橋との財産分与だ。

「離婚した際、三船側は慰謝料を一切、求めませんでした。ですが、財産分与に関しては、離婚が成立した16年から法廷で争っていて、それは現在も続いているそうなんです。やはり夫婦がお金を出し合って建てた、３億円以上とも言われる豪邸で揉めているようですね。あの家には高橋さんがかなりの金額をつぎ込んで作った音楽スタジオがあり、手放したくないはず。彼が三船さん側の持ち分をキャッシュでポンと払えればいいんでしょうが、そこまでお金があるとは思えない。それに、三船さんのお母さんも一部、資金を出しているので、双方の思惑が絡み合い、なかなか決着できないんでしょうね」（女性誌記者）

世田谷区内にある高級住宅地に、元夫婦は08年に１５０平米の土地を購入し、３階建ての新居を建設。13年には隣接する１６０平米の土地に２人だけでなく三船の母も出資して、３階建ての家を建てている。登記簿を調べると、現在も高橋のほかに、三船と三船の母の名前が土地の権利者欄に記載されている（19年４月８日現在）。そのことからも、離婚成立から３年経った今も、解決には至っていないことが分かる。

「家を出てからも、美佳さんは月に約40万円のローンをずっと払い続けているんですよ。それが、やっと今年８月に終わるって嬉しそうに話していましたね。ローンが完済すれば、新たな動きがあるかもしれませんが、彼女としては１日も早く財産分与問題を解決して、スッキリした気持ちで新生活を始めたいでしょうね」（三船に近しい人）

そこで、三船の所属事務所に財産分与の件について話を聞くと、

「三船本人からは、解決の方向に向かっていると聞いています」

とのこと。

一方、高橋の所属事務所は、

「こちらではお話することはありません」

と、答えた。

夫婦の縁は切れていても、お金の問題はなかなか解決しないようだ――。

 

三船美佳

82年９月12日生まれ、東京都出身。88年に16歳のときに24歳年上の高橋ジョージと結婚。04年に第一子のなる女児を出産するが、16年に協議離婚。父は映画スターの三船敏郎