ビートたけし 天皇皇后陛下の前でギャグ披露「天才」の寂しい余生

地位も名誉も手にした天才が失ったもの

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祝辞を述べるため、マイク台に向かうビートたけし。檀上には安倍晋三首相(右)ら錚々たるメンバーが集まっていた

式典に携わったすべての関係者が固唾(かたず)を飲んで見守った5分間だった。

4月10日、国立劇場で行われた『天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い』でビートたけし(72)が祝辞を述べた。

週刊ポストの連載『ビートたけしの21世紀毒談』で〈丸きりマジメにやったんじゃ「ガッカリしたよ」と言われそうだしね。さて、どうするか〉と「何かやらかす」ことを予告していたのだが――。

「T」マーク入りの紋付き袴姿で登場。お辞儀しながらマイクに頭をブツけ、「衆議院……あ、こっちじゃない」とボケた後は「両陛下がご覧になった(たけしの)映画が不届き者を二人も出した『アウトレイジ3』ではないことを祈るばかりです」「(陛下から)お土産でいただいたコンペイトウは我が家の家宝になっており、訪ねてきた友人に一粒800円で売っております」と小ネタで笑いをとる”安全運転”で終了したのだった。

「カンヌ国際映画祭のときはチョンマゲのヅラに紋付き袴でレッドカーペットを歩いていましたけど、さすがにそこまでボケられなかったですね。たけしさんの得意ネタ『こんな●●はイヤだ』の天皇篇とか、ちょっと期待していたんですけどね(笑)。不発と言えば不発ですが、さすがのバランス感覚ですよ。たけしの前に祝辞を述べたのは安倍晋三首相、中西宏明・経団連会長、そして山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長。たけしの後はMISIA、ユーミン、ゆずらが登場して歌を披露――と、壇上にいたのは文字通り各界のトップ、勲章クラスの重鎮ばかりでしたから」(中堅芸人)

自ら”第四の黄金時代”と豪語するほど、仕事は順調で、現在のレギュラー番組は6本。「バラエティ番組1本あたりのギャラは250万円とタレント最高クラス」(大手広告代理店幹部)で、推定年収は20億円。ここ数年は小説に注力し、こちらも重版を重ねている。

「昨年3月に独立するまで、殿のギャラは『オフィス北野』に入り、経費などを引かれてから幹子夫人に振り込まれていました。殿が自由にできたカネは月300万円くらいだったんじゃないかな。それでも十分凄いんですけど(笑)、いまは丸々、自分の会社に入っているわけですからね」(たけし軍団関係者)

地位も名誉もカネも手にしたたけし。だが、失ったものもある。

「一緒に新事務所『T.Nゴン』を立ち上げた愛人のA子さんを”最後の女”と決め、幹子夫人との離婚交渉に入ったのですが、難航しているようです。軍団の芸人を使って子どもたちに『お前たちはどっちにつく?』と意思確認したところ、『母につく』。『親子の縁を切るって話になるぞ?』と確認しても態度は変わらなかったそうです。つまみ枝豆らに託した『オフィス北野』もマネジャーが全員辞めてしまい、OBに『戻ってきて』と声掛けをしたんだとか。タレントの給料の遅配も発生したそうです」(前出・関係者)

富も栄誉も手にした「天才」は孤独な余生を過ごすことになりそうだ。

  • 写真時事通信社

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