開幕ダッシュ「原・巨人」が抱える”危うい”爆弾

金満球団の大型補強の行方は……

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3度目の監督就任とあって、余裕綽々の原監督。始球式に登板した卓球の伊藤美誠(左)が挨拶に来るや、珍スマッシュで笑わせた

ベテラン記者A セ・リーグはオフに大型補強した巨人が6連勝をマークして開幕ダッシュに成功しました。

スポーツ紙デスク FAで広島から加入した丸佳浩(30)が、期待通りの働きを見せているのが大きいね。

夕刊紙記者B 本拠地開幕戦となった4月2日の阪神戦で移籍後初アーチ。翌日は4番の岡本和真(22)とアベック弾まで飛び出し、原辰徳監督(60)は大興奮。「バッティングで一番大事なことはね、アゴを締めていくってことですね!」と言いながら、鼻の穴を膨らませてたね。

テレビ局野球担当記者C ちょっと何言っているかわからなかったですね(笑)。

デスク まあでも、このまま巨人が突っ走るとは思えないけどね。巨大補強、巨大補強って言うけど、機能しているのは丸だけ。岩隈久志(38)って、まだブルペン入ってないんじゃないの?

B キャッチャーを立たせたまま、キャッチボールをしていたはず。

C それって、キャンプのころから変わってないんじゃ……若返りを理由に村田修一を切っておきながら中島宏之(36)を獲得して叩かれましたけど、彼も開幕3カードでノーヒットでした。

デスク いずれも原さん主導で獲った選手だね。巨人の一軍コーチ7名のうち、宮本和知投手総合コーチ(55)ら実に4名がコーチ未経験者。誰も「独裁」を止められそうにないね。

A 原さんはミーティングで、「広島はたいしたことない!」と豪語しています。昨季、大きく負け越したから、悪いイメージを払拭するために言っているのかと思ったら……どうやら本当に対策は立ててないみたい(笑)。「データに踊らされちゃあいけない」が口グセの”感覚の人”だから、原さんらしくはあるんですけど。阪神を3タテした後のDeNA戦、開幕カードで好投したヤングマン(29)に代えて澤村拓一(ひろかず)(31)を先発させて、連勝が止まりました。あの選手起用はいかにも原さんらしい。先発左腕の今村信貴(25)を中継ぎで使ったのも意味不明というか……思いつきですよね?

B 6連勝のうち3つが阪神戦だからね。先日、ロッテの監督時代に18連敗というプロ野球記録を作った近藤昭仁さんが亡くなったけど、トラ番たちは本気で「近藤さんの連敗記録を抜くとしたら阪神だろう。平成の最後にトラがやってくれるのでは?」と期待してたよ(笑)。

デスク 矢野燿大(あきひろ)監督(50)は金本知憲前監督のスパルタ路線を引き継ぐようなことを言っていたけど、やっていることは脱・金本。数値を決めて強制的にやらせていたウエイトトレーニングを選手の自主性に任せた。結果、誰もやらなくなった(笑)。遠征中でもベテラン以外は朝から室内練習場で打ち込みをしていたのに、先日のドーム3連戦では一人も現れなかった。最下位チームのクセに練習しないんだから、そりゃ、打てないよね。

C そんな”歴史的超貧打線”に9点も取られて、まさかの最下位に転落。広島の緒方孝市監督(50)は激怒して、試合後の会見を拒否しました。

デスク カープ番たちは「緒方監督は今季限り」とウワサしているらしいね。松田元オーナーは「貢献してくれたOBには、なるべく監督をやらせてあげたい」という方針。長期政権が誕生しづらい特殊な球団なんです。後任候補の一番手は佐々岡真司一軍投手コーチ(51)。今季から一軍コーチに昇格したのは、来季を見据えての人事だと言われている。

B 緒方監督の現役時代からの盟友、畝(うね)龍実一軍投手コーチ(54)がブルペンにまわり、佐々岡コーチが投手起用を担当してるみたい。選手たちも薄々わかってるから、今一つ身が入らないのかも。カープのV4に暗雲が立ち込めてるね。

阪神は近本光司、木浪ら新人がオープン戦で躍動するも、フタを開ければ鳥谷敬らアラフォー戦士が主力!
V4どころか、まさかの単独最下位スタートとなった広島。緒方監督(中央)の采配にも批判が集まり始めた

『FRIDAY』2019年4月26日号より

Photo Gallary3

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