悠仁さまに内部進学をさせた秋篠宮さまの「教育方針」
3年後には高校受験に挑むことに
「悠仁(ひさひと)さまの小学校時代の成績は上の下ぐらい。決してガリ勉タイプではありません。御両親は高校受験については大学での専攻を視野に入れつつ本人の意向が固まるのを待っている状況です。山登りも自分から進んで行かれたし、生物に興味を持っている。将来の目標を見つけて本人が希望すれば、例えば地方大学の農学部に進学という選択をしても御両親は反対しないでしょう」(皇室担当記者)
4月8日、お茶の水女子大附属中学校の入学式に出席した秋篠宮悠仁親王(12)。だが実は、悠仁さまが内部進学するまでには紆余曲折があった。お茶の水女子大附属には高校からは女子校しかない。そのため悠仁さまは「提携校進学制度」を使って、筑波大学附属の中学から高校へと進学するのではないかと見られていた。
「お茶の水と筑波の附属小学校でお互いの生徒を少人数ずつ交換して中学に進学させる制度があります。2年前に突然できた制度で、皆、悠仁さまを筑附(つくふ)に進学させるために新設されたとばかり思っていました」(筑波大学附属中学生徒の保護者)
だが、結局この制度は使われずじまいだった。前出の皇室担当記者は明かす。
「悠仁さまはおおらかな性格で、お茶の水の校風を気に入っており御両親も満足している。筑附の進学重視の校風に違和感を持たれたのかもしれません」
今上天皇や皇太子は戦後の民主教育を受けて新たな皇室観を作り上げてきた。悠仁さまも自由な教育を受け、新たな皇室を作っていくのかもしれない。



『FRIDAY』2019年4月26日号より
写真:JMPA