『おかあさんといっしょ』体操のお兄さんの結婚がバレなかったワケ | FRIDAYデジタル

『おかあさんといっしょ』体操のお兄さんの結婚がバレなかったワケ

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
”ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道(左)から『体操のお兄さん』を引き継いだ”よしお兄さん”こと小林よしひさ(右)(05年)
”ひろみちお兄さん”こと佐藤弘道(左)から『体操のお兄さん』を引き継いだ”よしお兄さん”こと小林よしひさ(右)(05年)

「~からの、ブンバ・ボーン!」

子供を持つ親なら1度はお世話になったNHK・Eテレ『おかあさんといっしょ』。同番組で「体操のお兄さん」を歴代最長の14年間務め、3月末に卒業した小林よしひさが、一般女性と結婚していたことが分かった。

小林は4月16日放送の日本テレビ系バラエティー特番『超特大さんま御殿!! 坂上忍ヒロミ女子アナ 豪華芸能人が満開SP』で、結婚の事実を告白。子供を持つSHELLYや小倉優子はあまりの衝撃に、収録を忘れて絶叫していたという。

「よしお兄さんは、すでに結婚4年目で、現在は3か月になる子供がいることも明らかにしていました。特に彼への想いを熱く語っていたSHELLYは、”え~! 聞いてないけど”とかなりショックを受けた様子でしたね」(スポーツ紙記者)

お相手は2歳年下の一般女性で、一部スポーツ紙によると愛妻は「誰よりも自分を分かってくれている人」で、番組卒業の相談もしていたという。

小林は日体大卒業後、2005年4月に「ひろみちお兄さん」ことタレントの佐藤弘道の後を継ぎ、11代目体操のお兄さんに。代名詞は手をヒラヒラさせながら、小刻みにジャンプする「ブンバ・ボーン」体操。先月29日の“ラスト回”では紙吹雪舞うなか“全力ブンバ・ボーン”を決め、放送後はSNS上で“よし兄ロス”を嘆く人が続出した。

小林は4月から萩本欽一、関根勤らのいる老舗芸能プロ「浅井企画」に所属。今後は得意の体操と料理を生かし、バラエティー番組などに進出していくことになるという。

それにしても、だ。まさか“よしお兄さん”が既婚者だったとは…。

ネット上では「おめでとう」と祝福の声が殺到しているが、『おかあさんといっしょ』出演期間中だったら、こうはならなかっただろう。

「Eテレの子供向け番組の出演者には、厳しい制約がかけられることで有名です。番組出演中に女性といかがわしい写真を撮られようものなら、即刻クビ。よくバレずに結婚できましたね」(テレビ局関係者)

異性スキャンダルだけではない。子供たちのヒーローでなければいけないため「酔っ払うのは禁止」「立ち食いソバもダメ」「カラオケで子供向け楽曲を熱唱するのは禁止」など、細かくNG条項が定められているという。このほか連日の収録に穴を開けないよう「車の運転も原則禁止」だ。

はいだしょうこの誕生日の夜、今井ゆうぞうと二人でタクシーから降りて店へ向かった(06年)
はいだしょうこの誕生日の夜、今井ゆうぞうと二人でタクシーから降りて店へ向かった(06年)

『おかあさんといっしょ』といえば、06年に当時の「歌のお兄さん」今井ゆうぞうと、「歌のお姉さん」はいだしょうこの“誕生日デート”を『FRIDAY』がスクープ。ともに独身で、年頃の男女。普通の芸能人ならば「さわやかカップル」で済む話だったが…。

「Eテレではそうはいかない。2人はすぐにNHKに呼び出され、こっぴどく叱られたそうです。幼児向け番組の現場では、月曜日から金曜日までびっしり番組収録があり、土、日はコンサートなどのイベントに駆り出されることも。まさに“四六時中”一緒のうえに、プライベートまで厳しく制限されている。なので、共演者同士でデキてしまうのはよくあることですが…。結局、2人はFRIDAYの報道がきっかけで、別れたそうです。そして、その2年後にふたりそろって番組を卒業しました」(女性誌記者)

夜の街をピッタリと寄り添いながら歩く歌のお兄さんとお姉さん。その距離感が親密さを物語る(06年)
夜の街をピッタリと寄り添いながら歩く歌のお兄さんとお姉さん。その距離感が親密さを物語る(06年)

小林に関しても、ネット上では同じく先月末で番組を卒業した「体操のお姉さん」こと上原りさとの“関係”を怪しむ声が上がっていた。

NHK関係者は、

「根も葉もないウワサだが、怖いのはSNS。番組を見た主婦がSNS上で『この2人、怪しい』と書き込み、それがどんどん拡散されていってしまうケースはよくある。だから、共演者同士で過剰に密着するシーンは作らないようにしている」

と話す。

また、このご時世では体操のお兄さんとお姉さんの立ち位置にも気を遣わなければならない。

「毎日お兄さんが前で踊っていると『女性蔑視だ』となる。だから、ある日はお兄さんが前、ある日はお姉さんが前、という風に立ち位置を変えていかなければならない」(同・NHK関係者)

そうした〝監視社会〟にあって、小林は1度も交際はおろか、彼女との目撃談すらなかったのだから、凄い。前出テレビ関係者が推察する。

「人知れず愛を育むには、まず住まいは子供の多いファミリー向けマンションではないだろう。デートはもっぱら、どちらかの家。外出するにしても、変装してバレないよう細心の注意を払っていたはず。相当、神経を使っていたでしょうね」

とにかく、芸能人以上に“人目を忍んで”過ごしていた結婚生活。これからは堂々と夫婦で歩けることは、何よりうれしいに違いない――。

  • 写真共同通信社(おかあさんといっしょ)

Photo Gallery3

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事