座敷わらしが松下幸之助生誕の地に現れ原田龍二が翻弄される!?

訪ねる先々で不思議体験をしているミステリー体質の原田龍二。原田が今回出会ったのは、いたずら好きな座敷わらしだった。 ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.008

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今回、『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジ系 毎週水 夜7時〜)で原田が訪ねたのは和歌山県和歌山市にある整体院。これまでの旅館などとは違い、座敷わらしを迎えるようなおもちゃがたくさんあるわけではなく、普通の病院の部屋。一般的な座敷わらしの印象とはほど遠いイメージだが、施術を受ける患者からの目撃談が絶えないという。

◆ 松下幸之助は座敷わらしを信じていた!?

今回訪ねたのは和歌山県にある整体院。僕たちがお邪魔させていただいたところも、まさに施術をする部屋でした。いつも訪れるのは座敷わらしのためのおもちゃやお菓子がたくさんあるような部屋なので、今回の飾り気のないお部屋に最初は違和感というか、座敷わらしとなかなかリンクできない感覚を覚えました。しかし、この部屋で施術を受けている患者さんの多くが、畳の上で遊ぶ座敷わらしの姿を見たり、部屋の隅で不思議な物音がするのを聞いているのだそうです。

この施術室の畳や、隣の部屋で遊ぶ座敷わらしの姿が見られているという。おもちゃなどはないが、穏やかな雰囲気の部屋だけに座敷わらしも居心地が良いのだろうか?

しかも、この場所と座敷わらしとのリンクを強くする有力な情報を整体院の先生が話してくださりました。というのも、この整体院はパナソニックの創業者である松下幸之助氏が生まれた場所の跡地に建てられているのです。実は以前番組で、岩手県二戸市にある緑風荘という座敷わらしが出る旅館を訪ねたのですが、その旅館にも幸之助氏が宿泊したと聞きました。

つまり、松下幸之助氏と座敷わらしには何かしらの関係性がある。もしくは、彼が座敷わらしの存在を信じていたとも考えられます。そう思うとこの整体院にも座敷わらしが出るというのは必然に思えてきました。

◆ ふすまの下に見える動く物の正体は……

普通の家の門構えからは座敷わらしの様子は想像できない

嬉しいことに、僕はこれまで数多くの座敷わらしが出る場所を訪ねさせていただき、不思議な経験もいくつかしました。でも、どの場所でも座敷わらしが「出そう」という感覚を感じたことはないです。たまに部屋に入った時に「肩が重いな」なんて感じることもありますが、それもその時の僕の体調に左右されることだと思うので、霊感とかそういうものではないと思います。

だから今回の部屋でもドキドキはしましたが、特に何かを感じることはありませんでした。ただ、座敷わらしが少しでも楽しい気持ちで僕の前に現れて欲しいと思っていたので、一緒に遊ぶ感覚で僕は歌を唄っていました。すると……現れたのです! 座敷わらしが!!

僕がいた部屋は廊下沿いにあり、廊下と部屋は下がガラス張りのふすまで仕切られていました。僕はそのふすまに背を向けていたのですが、カメラはそのガラス張りのふすまの部分から部屋の中をのぞくように、何かがちらっと顔を見せた瞬間をうつしだしました。それは本当に小さな物陰でしたが、まるで僕が気になって遊びにきたかのようでした。

◆ コンクリートを打ち付けるような鈍い音が部屋の中に響き渡る

実はこの現象以外にも、部屋の中では不思議な音が多数聞こえてきました。

宿泊させていただいたのは普通の民家で、整体院を経営するご家族が暮らしていらっしゃいます。収録時には家族の生活音が紛れ込んでしまうので、この日だけお願いをして家族のみなさんにホテルに泊まってもらったのですが、それにもかかわらず、僕が「この家を守っている人、出てきてください」と話しかけると、「ドン!」と返事をするような音が聞こえてきました。

この他にも部屋にいると、まるで重たい物をコンクリートに打ち付けるような鈍い音が「ドーン」と何度も聞こえてきました。でも、この音が聞こえてくるのはどう考えても家の中で、大きな音を発するようなものは部屋にないのです。一体あの音はなんだったのでしょうか……。

◆深夜2時を過ぎた頃、「いたずらしよう」という意思を感じられる不思議な出来事が起きる

部屋に響く鈍い音を聞きながらも、夜更けには僕も眠くなってしまい、部屋の中でいつものように寝てしまいました。でも、いつも僕が眠りに落ちると不思議な現象が次々と起こり始めるのです……。

僕が寝ていた隣の部屋に棚があり、ビーズが詰まったカバのぬいぐるみが置かれていました。それはちょっとした風や、揺れで落ちるような物ではなく、かなり重さがあるので、押したりするような力が加わらない限りは動きません。しかもその棚には他にもぬいぐるみが置かれていたので、“あえてそのぬいぐるみだけを動かすという意思のある力”が働かない限りはそのぬいぐるみだけが落ちるというのは考えにくいのです。しかし突然、そのぬいぐるみだけが「どさっ」と上から落ちてきたのです。まるで誰かが眠っている僕をいたずらに起こそうとして、物を落としたような感じでした。

原田の頭の左上にぬいぐるみが飾ってあるのが見えるだろうか? この手前にあるカバのぬいぐるみが突然落下してきたのだ……

そして不思議な現象はそれだけではありませんでした。
僕が寝ていた部屋にまた物音が響きだし、そして寝ている僕の前の机に置いていた風車が突然回りだしたのです。

この家はこれまで行った旅館のような古い建物ではなく、新しい家でした。なので、隙間風が入ることは考えにくい。しかも、置いていた風車は羽の部分が重めの素材でできていて、力を入れて風を吹きかけない限りはなかなか回らないものでした。それが夜中に突然、ぐるっと一回転して、その後くるくると回ったのです。もしかしたらぬいぐるみを落としても僕が起きないので、近くにある風車で遊んでも大丈夫と思った座敷わらしが遊びにきたのかもしれませんね。

◆ 不思議な存在が僕たちに教えてくれること

これまでテレビをご覧になってくださっている方はご存知かもしれませんが、僕がぐっすり眠ると部屋の中で不思議な現象が起こり始めるのです。しかも部屋の電気も真っ暗にしている状態の時に。これはなぜなのでしょう。

いつも遊んでいる部屋に突然多くのカメラが設置されて、たくさんの人がいる状態では座敷わらしだって驚いてしまうはずです。でも、歌を唄ってたり、話しかけている僕には興味を持ってくれている。だからこそ物音を立てたり、いたずらをして興味を引いて、その存在を僕に教えてくれているんですよね。でも、恥ずかしがり屋だから真っ暗になった部屋で、僕が寝た時に、遊びに来てくれているのだと思います。

僕は座敷わらしも含め、目に見えない存在がいるのかどうかは確信が持てません。でも、もしその存在がいるとしたら、恐怖ではなく、同じ生きるものとして敬意を持って接したいと考えています。この思いはきっと彼らにも伝わると信じていますし、いつかその思いを汲み取ってくれて、僕の前に姿を現してくれると信じています。

テクノロジーやITの発展ばかりがもてはやされている今ですが、松下幸之助氏が経済と社会を動かす偉大な功績を残しながらも、どこかで座敷わらしのような不思議な存在をきにかけていたように、令和という新しい時代を迎えても、数字や理論だけで片付けられないことを大切にする心は持ち続けたいですよね。きっとそんな思いがこの世界をもっと大きく豊かなものに見せてくれると僕は思うのです。

  • 語り部原田龍二

    (はらだりゅうじ)1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍し、趣味の温泉巡りでは芸能界きっての通として認識されている。近著に不倫旅行をテーマにした写真集「密愛」(スペシャル版)、「情愛」「渇愛」「純愛」(ライト版)のほか、日本全国の温泉を紹介する本、「一湯入魂」がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCや、「DAYS」(ニッポン放送)の毎週水曜日13時からのパーソナリティを務めるほか、「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジ系)では人気コーナーで番組を盛り上げている。

  • 企画・構成SUPER MIX知野美紀子(SUPER MIX)

Photo Gallary4

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