「リハビリ中にゴルフ」で大目玉の松坂大輔が見せた”反省と気迫”

「なめてやっているだろう、お前」とイチローの苦言が現実に――

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5月19日、フリー打撃に登板した松坂大輔は「まずまず」と満足げ。打者二人に35球を投じた後、静かに一礼

「なめてやっているだろう、お前」

’06年2月、第1回WBC開幕前の福岡合宿でイチロー(45)は松坂大輔(38)に苦言を呈した。帽子を取って頭をかきながら恐縮する後輩に”口撃”は続く。

「わかるぞ、お前。深~いところで、なめてやっているだろう……なめてるな」

まさか13年も経ってから苦言がクローズアップされるとは、さすがのイチローも読めなかったに違いない。

本誌は先週号で右肩のリハビリ中の松坂が親友の日本テレビ・上重聡アナ(39)と千葉県内のゴルフ場でラウンドしていたことをスクープ。「練習日のゴルフは規律違反」だと松坂は球団からペナルティを科され、ネット上は「肩が痛くてもゴルフはできるのか」「練習をサボってゴルフとは野球をなめている」というファンの怒りと失望の声で大炎上した。

スポーツ紙の中日ドラゴンズ担当記者は「球団は松坂に甘い」とコボす。

「ペナルティの中身は公表されていませんが、練習以外の夜間外出禁止10日間と『二度と練習日にゴルフはしない』という誓約書の提出で、罰金はなかったようです。思えば、シーズン当初から松坂は特別扱いされていました。多いときは週に4回くらい関東に行っていた。いつ名古屋に帰ってくるかわからないから、われわれは待ちぼうけの日々でした」

夕刊紙デスクが続ける。

「ほかの選手の手前、与田剛監督は『自覚が足りない』とあえて厳しめのコメントを出しましたが、状態が上がってくれば迷わず一軍に上げるでしょう。先発投手陣は脱落者続出で火の車だし、松坂の復帰は集客的にも大きいので」

カブスのダルビッシュ有(32)が「膝とか腰のケガならわかるけど、肩だからゴルフぐらいいいんじゃない? リフレッシュにもなるし」とツイートするなど、擁護の声も上がり始めている。

「アメリカだと、決められた時間に球場入りすれば、その前に何をしてもOK。午前中にゴルフをしてからくる選手もいましたよ。リハビリ中の気分転換は大事ですからね。松坂は午前中にラウンドしてから練習したそうですから、まさにメジャー流です。ただ、日本ではゴルフはレジャーというイメージが強い。たとえば、これがジムのプールで泳いだのなら、また違った反応だったはずです。休日に行くとか、もう少し配慮すべきでした」(元メジャーリーガーの藪恵壹(やぶけいいち)氏)

WBCで2大会連続MVPに輝き、メジャーでは日本人最多のシーズン18勝をマークし、ワールドシリーズも制した。突出しているがゆえに無人の野を行くことになり、自分を客観視できなくなる――誰より才能を認めているからこそ、イチローは松坂に「油断するな」と警告したのだろう。

「ここまで落ち込んだ松坂は初めて見ました。心に期するところがあるのでしょう、練習中の表情は鬼気迫るものがありますね」(前出・夕刊紙デスク)

厳しい声を浴びた松坂だが、5月28日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦に先発出場。故障後はじめて実戦は、2回無安打無失点、3奪三振の完璧な内容をみせた。やはり、彼がリベンジできる場所はマウンド以外にないのである。

GW明けの週末、松坂大輔は上重アナと一般男性の3名で朝7時半からラウンド。お昼すぎに切り上げて練習へ

『FRIDAY』2019年6月7日号より

  • 写真西原秀(2枚目)

Photo Gallary2

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