慶應卒現役アイドルレスラー 才木玲佳の筋肉美 | FRIDAYデジタル

慶應卒現役アイドルレスラー 才木玲佳の筋肉美

運動部無所属&プロレス見たことない女子大生が「筋肉ムキムキレスラー」になるまで

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’92年5月、埼玉県生まれ。慶應大学文学部の在学中に芸能界入り。得意技はドロップキック。身長150cm、体重は非公開。アイドルとして活動する時は、ツインテールの妹キャラだ(下写真)

「通っていた『プロレス総合学院』(プロレスの専門学校)の先生でレスラーのカズ・ハヤシさんからは、『異性だけでなく同性も憧れるような選手になれ』とよく言われました。リング上ではクールでカッコ良く見えるように、髪型やメイクにこだわっています」

東京女子プロレスの人気レスラー、才木玲佳(26)が語る。才木は慶應大学卒という経歴の、異色選手だ。

「高校は、多くの同級生が東大や早稲田を目指す進学校でした。私も勉強はがんばりましたね。特に具体的な目標があったわけではないのですが、なんとなく慶應ブランドに憧れ入学したんです。ただ大学に入ると、やりたい仕事も見つからないまま就職することに疑問を感じ始めました。そんな時、街を歩いていたら芸能プロダクションの方にスカウトされたんです。話を聞いていると、なんだかキラキラした世界で面白そうだった。それがきっかけで芸能界に興味を持ち、オーディションを受けるようになりました」

ムキムキの筋肉に♡

才木は大学在学中の’14年12月、プロレス応援アイドルグループ「Cheer♡1」に加入する。ラウンドガールとしてリングにも立った。

「『Cheer♡1』に入るまでは『痛い、恐い』という漠然としたイメージがあるだけで、プロレスは見たこともありませんでした。運動部に所属したこともありませんし……。ただリングサイドから観戦すると、選手が本当にカッコ良く興奮しました。レスラーの動きに合わせ、自然と身体が動いていたんです」

写真のような筋肉ムキムキの身体を手に入れたのは、アイドルになってからだ。

「タレント活動が増えてきたので、『身体を引き締めなきゃ』とジムに通い始めたんです。トレーナーからは『パンチ力もあるからプロレスの試合に出てみたら』と勧められその気になってしまった。どうせ出るからにはと、ちゃんと鍛え始めたらどんどんムキムキになって周囲に驚かれました。取材の時に記者の方に筋肉を披露すると、『力こぶがスゴイ!』と反応が良くて……。『もっと筋肉を大きくしたい』とハマり、丸一日トレーニングしていないと歯磨きをしていないように落ち着かなくなりました」

’15年8月にプロレスデビュー。筋肉ムキムキの身体と愛くるしい表情のギャップで、たちまち人気者に。だが、特有の悩みもあるという。

「ある時、電車に乗っていて『胸に視線を感じるなぁ』と思ったら洋服のボタンが2個なくなり前がガバッと開いていたんです。直前に行われたイベントのオーディションで『筋肉担当! 元気! やる気! 才木玲佳です』と自己紹介したんですが、ポーズをとった瞬間に大胸筋が膨らみボタンが飛んだんでしょう。あの時は恥ずかしかったなぁ」

才木は”筋肉アイドルレスラー”として、一日3回毎日プロテインを欠かさずに飲んでいる。

本誌未掲載カット

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PHOTO:小松寛之

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