活断層マップでチェック あなたの自宅下も震源地かも?

危険度が高い 地名が分かる「完全保存版」を掲載

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大阪地震では水道管の破裂も発生したが、場所と規模によってはこれが原発の配管の断裂になるかもしれない

下の地図を見てほしい。これは政府の地震調査研究推進本部が「特に危険」(Sランク=30年以内に大地震が起こる確率が3%以上)としている活断層の位置をマッピングしたものだ。これに付近の都市名などを入れ、危険度が高い具体的な地名がわかるようにしている。

今回、大阪を襲った地震は「有馬―高槻断層帯」との関連が指摘されているが、実は大阪には、もっと危険なSランクの「上町断層帯」や「生駒断層帯」などが通っている。地震災害に詳しい立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学教授はこう語る。

「これらの断層帯は大阪城付近を通っていて、仮にここが動けば、大阪の中心街の住宅はほぼすべて倒壊して壊滅的な被害がもたらされると思われます」

上町断層帯が動いた場合の地震の想定規模はM7.5。今回の大阪地震がM6.1、’95年の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)ですらM7.3であることから、その危険度は容易に想像できる。

また、四国から九州を通り、さらに西に延びているとされる「中央構造線断層帯」も危険な断層のひとつ。この断層は松山市直下や伊方原発の近くを通ることから、大地震が起きれば破局的な被害をもたらす可能性が指摘されている。

「伊方原発近くの断層はもともと8㎞ほどの長さと言われていましたが、現在は444㎞からそれ以上に見直されています。地震が起きれば、かつての基準での伊方原発の耐震性をオーバーしてしまうのは明らかで、大変に危険な状態です」(高知大学名誉教授の岡村眞氏)

その他にも、福岡市付近を通る「警固断層帯」の想定地震規模はM7.2。九州の玄海原発の近くに存在する「日奈久断層帯」はM7.3〜7.5であり、大地震で甚大な被害が出るおそれがある。

さらにこの地図では、首都圏には活断層があまりないように見えるが、実はそうではないことにも注意が必要だ。

「関東平野は富士山などの噴火によって堆積した関東ローム層に覆われているため、活断層の実態が不明なのです。しかし東京は太平洋プレート、フィリピン海プレート、北米プレートと3つのプレートが重なる、世界でも稀有な地震多発地帯に位置していることを忘れてはなりません」(前出・高橋氏)

あなたの自宅下にも活断層は存在する。

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