香川真司と大迫勇也 日本代表の歴史的快挙を激撮 | FRIDAYデジタル

香川真司と大迫勇也 日本代表の歴史的快挙を激撮

サッカーW杯「ロシア・サランスクの雪辱」 大金星の立役者たちの雄姿を見よ!

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長友佑都(31)と勝利の喜びを爆発させる香川。試合終了後には「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めた


「今回の勝利は、コロンビアを相手に、ゲームを上手くコントロールできたからこそ手にすることができた。前日の会見やチームの雰囲気を見ても、吹っ切れたな、という印象があった。結果が出るか出ないかは別にしても、やるべきことはやり尽くした、という勢いがチーム全体から感じられました。コロンビア戦では、ゲームの中でチームが進歩していった。実際、大会前には日本がグループリーグを突破できると思っていた人は、ごく僅(わず)かでした。ただ、今回の勝利で、チームのムードも劇的に変わる。上昇気流に乗るのは間違いないでしょう」(サッカーライターの田村修一氏)

6月19日、現在開催中のロシアW杯で『サムライブルー』がコロンビアを2―1で下し、歴史的快挙を成し遂げた。コロンビアは前回のブラジルW杯で惨敗を喫し、苦杯を嘗(な)めた宿敵。日本はそんな因縁の対決を制し、「サランスクの雪辱」を果たした。

この大金星の立て役者は、なんと言ってもFWの大迫勇也(28)だ。スタメンで出場した前半から貪欲にゴールを狙い、後半28分、本田圭佑(32)からのコーナーキックにヘディングで合わせて鮮やかなゴール(5枚目写真)。まさに”半端ない”活躍ぶりで日本を勝利に導いた。

「コロンビア戦の大迫は、本当に動きが良かった。ワントップのFWとしては、これ以上ないほどの働きをしました。大迫がコロンビアの屈強なDF陣にフィジカル面でも競り勝ちボールをキープしたことで、攻撃の起点を作ることができた。時には自ら潰(つぶ)れ役を買って出ることで、チーム全体に貢献していました。得点シーンももちろんですが、それ以上に見えにくい部分で彼の働きが光った試合でした」(前出・田村氏)

さらにこの試合、もう一人の主役は香川真司(29)だろう。前半3分には大迫のシュートをGKが弾いたところに香川が詰め、左足で合わせたことで相手チームのハンドを誘発。落ち着いてPKを決め、先制点を奪取した。試合後、香川は、

「キッカーは決まってなかったけど、自分で獲ったPK。蹴る気マンマンでした」

と、振り返った。今年2月に左足首の怪我に見舞われ、復帰を試みては悪化を繰り返してきた香川。その度に「すでにピークを過ぎた選手」という批判に晒されていたが、コロンビア戦ではそんな論調を一蹴した。

「香川に関しては、全盛期のキレが戻ってきました。彼の調子のバロメーターともいえる、敵陣ゴール付近でボールを受けての攻撃も頻繁に見られるようになってきた。開始早々にコロンビア選手がハンドで退場になり、戦術的に引かざるを得なくなったことも、香川の動きが活きる一因になりました」(前出・田村氏)

初戦を勝利で飾り、’10年の南アフリカ大会以来となる決勝トーナメント進出も見えてきた日本。歴史を塗り替える新たな伝説が、この一戦で始まったのだ。

香川はプレッシャーのかかる場面で冷静沈着にPKを決めた。GKのウラをかき、ゴールの真ん中に打ち込んだ

後半28分、大迫がヘッドで値千金のゴール。「W杯で点を獲ることは子どもの頃からの夢だった」と語った

前回ブラジル大会の得点王、ハメス・ロドリゲス(26)と競り合う本田。攻守にわたり堅実さを見せた

試合後、スタジアムに駆け付けた日本サポーターに手を振る大迫。今回の活躍で、世界中に存在感を示した

写真:JMPA JFA/アフロ

 

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