サッカー日本代表のとっておきショット一挙公開!
本田圭佑、香川真司、槙野智章ほか
プライベートショットには、選手の生き様が現れていた
「今回の代表選出で疑問が残るのが、これがW杯を勝ち抜くためのメンバーとして正しいのか、という点です。たしかに今回の顔ぶれでも、アジアを戦ううえでは通用するかもしれません。でも、相手が世界となると話は別。西野朗(あきら)監督(63)は本田圭佑(31)に下駄を預けたように見える。彼中心のチーム作りを目指しているのでしょう。ただ、”監督本田”で勝ち上がれるほどW杯は甘くありません」(サッカーライター・田村修一氏)
今月14日開幕のロシアW杯を目前に、「西野ジャパン」の布陣が発表された。本田や香川真司(29)、長谷部誠(34)などの”古参”が大半を占める一方で、ポルティモネンセ(ポルトガル)で成長を遂げる中島翔哉(23)などは落選。サプライズなしの選出に、「サムライブルー」の行き先を案じる声が噴出している。
実際、西野監督の初陣となった5月30日のガーナ戦は0―2で完敗し、本番に不安を残す結果に終わった。
「何より問題なのが、代表の平均年齢が高いこと(28・26歳で史上最高齢)。日韓の時の秋田豊(47)や南アフリカ大会の川口能活(よしかつ)(42)のように、ムードメーカーが入って結果的に平均年齢が上がるケースもありますが、今回はそうではない。W杯は次大会も視野に入れてチーム作りをするべき。ここで経験値だけを重視したら、次大会にまで悪影響を及ぼします」(スポーツライター・杉山茂樹氏)
とはいえ、勝負の世界は結果がすべて。前評判を覆(くつがえ)し新たな伝説を作ることができるのか――。そして、強ければ強いほど注目を集めるのが、日本代表の定め。本誌もこれまで、「サムライブルー」たちのさまざまな素顔を目撃してきた。W杯開幕直前、彼らの貴重なプライベートショットをお届けしよう。
六本木のバーラウンジで本田の30歳誕生パーティ!
ザッケローニの送別会は麻布十番の老舗イタリアンで
長谷部、岡崎がしゃぶしゃぶ屋で超厳戒態勢の合コン
長友・平の豪華「アモーレ挙式」に戦友たちが集結
武藤が元CAの美人妻とヒルズで♡♡ショッピング
独身時代は遊びまくり槙野の「ポルシェデート」
初のW杯出場、昌子はクラブで猛練習
怪物・大迫の高校生時代
代表選考は社会現象なのだ
いつの時代も、サッカー日本代表の選考は国民的な関心事。誰が選ばれ、そして落ちるのか、メンバー入りをめぐっては数々の人間ドラマが生み出されてきた。選手たちにとっても、代表選考はまさに天国と地獄。人生の分かれ道と言えるほどのインパクトがあるものだ。
たとえば’98年フランスW杯。当時、すでにレジェンド級のスター選手だった三浦知良(51)が代表落ちした瞬間は、いまでも語り草だ。大会直前、岡田武史監督(61)が会見で言い放った、
「外れるのはカズ。三浦カズ」
という台詞を鮮明に記憶している人々も多いことだろう。
「カズが落選したというのは、いまで言えば本田が代表落ちするよりも衝撃的な出来事。ただ、あの”事件”があったことで論争も起こったし、社会的にも議論を呼んだ。日本代表に注目が集まったことで、結果的にサッカー人気がそれまで以上に盛り上がることになったんです。他にも、’10年の南アフリカ大会では、中村俊輔(39)が代表に選ばれはしたものの、試合にはほとんど出られずに干されてしまった。中村は南ア大会後に代表引退を表明しましたが、それをキッカケに台頭してきたのが、いまの”本田世代”の選手たちでした。日本代表は、そうやって循環しているんです」(前出・杉山氏)
サッカーの代表選手は日本の誇りであり、「国の顔」でもある。その私生活は常にサポーターたちから注目されていて、ときにはピッチ上よりも強烈な自己主張、自己表現をする選手もいるのである。
写真:時事通信社 島 颯太 田中俊勝 高塚一郎 小池百合子ツイッター(長友挙式) 等々力純生 香川貴宏 足立百合 濱﨑慎治