西武・山川穂高 全打席本塁打狙いで「ホームラン革命」を起こす!

巨漢の哲学者が本塁打を量産中

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基本は真っ直ぐ狙い。変化球で多少崩されても、柔らかな下半身でグーッと粘って自分の形でフルスイング

54試合で23ホーマー。シーズン60発ペースで柵越えを連発しセ・パ交流戦を迎えた(6月5日現在)、埼玉西武ライオンズの山川穂高(ほたか)(27)のホームラン哲学は実にシンプルだ。曰(いわ)く、

「全打席本塁打狙い。朝起きたら『どうしたら打てるか』を考え、『ホームランを打ちたい』と念じてから寝る」

参考にしているのは伝説の大打者、落合博満のバッティング。「バックスクリーンに打ち込むイメージで打席に立つ」というものだ。山川はこう理解している。

「全打席、バックスクリーンめがけてフルスイングする。ボールをとらえるタイミングが少し早まればレフトスタンド、逆にちょっと振り遅れたらライトにオーバーフェンスするという打撃ができつつある。つまり、センターを狙えば、多少打球がズレてもファウルにならない。ミスショットが減るわけです」

スタンドまで届かなかった「打ち損じ」がヒットとなる。だが、「全打席ホームラン狙い」は言葉ほど簡単ではない。緩急をつけられても崩されずにフルスイングするためには、安定感と柔軟性が必要だ。

「柔らかさを保つため、山川は過度なウエイト・トレーニングはしない。振り込みが基本です。100㎏を超す巨体ですが、試合前の練習中に逆立ち歩きしてバランス感覚を養う。数年前まではバク転もできたそうです。打撃フォームも体調や気温によって足を上げる高さや踏み出す幅を変える。日々、修正しています。最大の武器は頭の良さですね」(西武担当記者)

巨漢の哲学者が革命を起こしつつある。

この丸太のような腕が球界屈指の飛距離を生み出す。中学の時点で体重は既に100㎏を超えていた

『FRIDAY』2019年6月14日号より

  • 撮影小松寛之

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