吉田麻也&柴崎岳 妻・真野恵里菜と一緒にセレブディナー
「サッカー日本代表」が国際試合前に東京・麻布十番で家族団らん
5月27日夜8時、月曜日にもかかわらず、東京・麻布十番は大勢の人でにぎわっていた。
そんな雑踏のなかをスイスイと大股で駆け抜ける長身の男性が一人。イングランドの『サウサンプトン』でプレーする、サッカー日本代表・吉田麻也(30)だ。
レストランに入って行った吉田が店を後にしたのは、夜10時。一緒にいるのは、’12年に結婚した一般女性の妻と愛娘。そして、スペイン『ヘタフェ』所属の柴崎岳(27)と、柴崎の妻で女優の真野恵里菜(28)だ。どうやらこの夜は、日本代表の同僚と家族同伴でセレブディナーを楽しんでいたようだ。
仲良く笑いあいながら、一行は麻布十番の商店街を歩いて行った。別れ際には、吉田の娘がチョコチョコと走って真野に飛びつき、みんなが目を細めてそれを見守るという微笑ましい場面もあった。
「吉田と柴崎はともにヨーロッパでプレーしていることもあって仲が良く、ちょくちょく食事をしています。二人とも所属チームでのシーズンを終えて帰国中。たまたま近所に住んでいるのもあって、今回は家族同伴で食事をしたようです」(吉田の知人)
サッカー日本代表は、6月5日から「キリンチャレンジカップ」、同月14日からは南米の強豪と鎬(しのぎ)をけずる「コパアメリカ」を控えている。5月24日には、代表メンバーが発表され、柴崎は選出、一方の吉田は見送りとなった。
5月に参加したイベント後の取材で吉田は、「正直、悔しい」と、率直に胸中を語っていた。
「吉田はシーズン終盤に肺炎を患ったことでコンディション調整が上手くいかず、今回は代表に選ばれなかった。ただ、もう二度と選ばれない、ということはないはずです。現在の代表メンバーは結束が強いんですが、その中心にいるのが吉田です。ベテランらしく気を配りながら、イジられキャラだから若手からも慕われています。
むしろ柴崎のほうが、正念場かもしれません。『ヘタフェ』ではほとんど出場機会が得られず、不本意なシーズンに終わった。それでも選ばれたのは、前回のW杯での活躍などが評価された結果でしょう。今回の代表戦で存在感を示せなければ、次はないかもしれない」(スポーツライターの杉山茂樹氏)
もしかしたらこの夜の家族同伴ディナーは、柴崎のために兄貴分である吉田が開いたのかもしれない。


『FRIDAY』2019年6月14日号より
撮影:西 圭介