ただ今“主夫”生活のピエール瀧 水面下で進む「年内復帰」の道

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初公判でピエール瀧は、薬物依存症治療の第一人者と言われるM医師に証人になってもらった

コカインを使用した麻薬取締法違反の罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧被告(本名・瀧正則)の初公判が5日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役1年6ヵ月を求刑した。入廷した瀧被告は黒のスーツ姿で、傍聴席に会釈する場面も。

職業を聞かれると、

「ミュージシャンをやっていましたが、所属事務所を解雇されたため、無職です」

と答えた。起訴状などによると、瀧被告は3月12日ごろ、自宅とは別の東京・世田谷区のマンションでコカイン若干量を吸引したとされる。

この日を迎えるにあたり、瀧被告は入念にシミュレートしてきた。薬物事犯の裁判で重要なのは、被告の反省と、更正の道筋を明確に提示できるか。そこで情状証人として出廷させたのが、通院する医療施設の担当医M氏だった。

「この手の裁判では両親や妻が証人出廷することがほとんど。専門医のお墨付きを得ることで、更正を強調する狙いがあるとみられる」(法曹関係者)

現在、瀧被告は週イチペースで同施設に通い、臨床心理士とマンツーマンで全24回のプログラムを受けている最中という。M氏は依存度テストで瀧被告が1項目しか該当しなかったことを示した上で、

「彼は依存症ではありません。更正できる確率は高いと考えます」

と明言。これに裁判官は大きくうなずきながら、耳を傾けていた。

瀧被告も周囲のサポートが万全であることをアピール。法廷では妻の嘆願書も読み上げられた。家族関係は良好で、事件後も「離婚」の二文字が出たことはないという。

近隣住民も瀧被告を温かく見守り、時には肉じゃがなどの料理を差し入れてくれることもあるとか。裁判官から唐突に「あなたを助けてくれる人は具体的に何人いますか?」と聞かれ、瀧被告は「近所の人含めて30人くらい!?」と答えた。

併せてコカインの入手先である田坂真樹被告、彼女の夫であるDJ TASAKAの連絡先を弁護士同席のもと消去。“コカイン部屋”にしていた別宅マンションを今月いっぱいで解約することを明らかにした。

瀧被告は、

「無職なので、通院のない日は家で掃除をしたり、料理を作っています。いま、自分にできることをやっています。逮捕を機に家族との時間もでき、自らを見つめ直すことができました」

と言うのだから、大したものだ。

初公判としては、ほぼ100点満点のデキ。残念ながら、この日の話題は女優の蒼井優と「南海キャンディーズ」山里亮太の電撃婚にかっさらわれてしまったが、裁判官の心証は良好で、18日の判決公判では執行猶予判決が濃厚だ。

すべては早期復帰のため。今後について聞かれた瀧被告は「ミュージシャンとしてやらせていただけたら…」と言及。「電気グルーヴ」でコンビを組む石野卓球を「相方」と呼び「足並みを揃えてやっていきたい。やらせていただけたらなと思います」と、音楽活動再開に強い意欲を見せた。

その後、行き過ぎた発言だったと気付いた瀧被告は「もちろん裁判で判決が出て、治療が終わってからの話です。(復帰について)具体的なことは何も決まっていません」と慌てて火消ししていたが、その口ぶりから“相方”との間で復帰プランが練られていることは間違いない。

「依存症治療は早ければ今秋にも終了します。それをもって電気グルーヴを再開させるのでしょう。また、俳優としても彼の需要を見込んだ大手芸能プロダクションからオファーが寄せられているそうです。こちらも年内に何らかの発表がありそうです」(スポーツ紙芸能担当記者)

年内復帰へ、水面下では着々と進んでいる。これも人徳者の成せる業か――。

  • PHOTO蓮尾真司

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