目が眩む 足がすくむ 全国「高所絶景」にスリル求めて観光客殺到
寸又峡(すまたきょう) 夢の吊橋(静岡県)

吹き渡る風と新緑の匂い。気持ちいいが、ゆらゆらと揺れ、足下には空間が――。そんな各地の怖い橋が今、観光名所として人気を呼んでいる。
「『吊り橋効果』という心理学用語があります。これは、人間は恐怖や緊張を感じているときに出会った人物に恋愛感情を抱きやすくなる、というユニークな理論。カナダの心理学者が吊り橋を利用して実験を行ったことから命名されたそうです。実際、『夢の吊橋』(上写真)は、我が県が実施した恋愛・結婚・子宝にまつわる”エンゼルパワースポット”の投票で3位になっています」(静岡県観光協会)
今年3月にオープンした「秩父ジオグラビティパーク」(6枚目写真)のように、アクティビティとしてスリルを味わえる吊り橋も登場。この夏、眼下を見下ろし息を呑む経験をしてみてはいかがだろう。
城ヶ崎海岸 門脇吊橋(静岡県)


まだまだある! 日本全国「高所絶景」
十津川(とつがわ) 谷瀬(たにぜ)の吊り橋(奈良県)

関門橋(福岡県)

秩父ジオグラビティパーク「キャニオンウォーク」(埼玉県)

鬼怒楯岩大吊橋(栃木県)

ふろんたに橋(徳島県)

照葉(てるは)大吊橋(宮崎県)

畑薙大吊橋(静岡県)

『FRIDAY』2019年6月21日号より