“号泣ラジオ”で原田龍二の「離婚の可能性」が高まったワケ | FRIDAYデジタル

“号泣ラジオ”で原田龍二の「離婚の可能性」が高まったワケ

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舞台「サザエさん」のマスオ役の降板が決まった原田龍二
舞台「サザエさん」のマスオ役の降板が決まった原田龍二

うまくピンチを脱したと思ったのだが……。

“4WD諸国漫遊不倫”で世間を騒がせた原田龍二のマスコミ対応、事後処理はまあまあうまくいったのではなかろうか。

謝罪会見では苦し紛れの言い訳やウソもなく、潔く書かれた記事の事実を認め、逃げなかったことは評価された。妻に『原田、アウト!』と言われた、ダウンタウンの番組で松本人志にいじってもらいたい、などとギャグともとれるコメントを差し込みながら、見事に会見を乗り切った。離れてしまった女性ファンもいたようだが、「しょうもない人ね」で笑われて済みそうだった。

仕事面では東京・明治座で公演予定だった「サザエさん」のマスオ役からの降板が決定するなど多少は影響が出ているが、批難の声は思っていたより少なく、上手くいけば“袴田吉彦”ケースになるはずだった。

ところがだ、6月5日に放送された曜日パーソナリティーを務めるラジオ番組『DAYS』(ニッポン放送)で、号泣しながら謝罪。リスナーも共演しているアナウンサーも困惑してしまった。

こういった、不祥事を起こした男の“涙”は決して共感されることはない。それは過去の例が示している。

今でも語り継がれる“涙の会見”は、当時、テレビ、ラジオで大活躍していたアナウンサー・小島一慶の会見だ。それは91年のこと。写真週刊誌『FOCUS』で不倫と買春疑惑が報じられて大騒動になった。当時、出演契約していたテレビ朝日が小島のために借りていたホテルの部屋に、外国人女性が訪ねる姿が掲載された。それと同時に、同誌は小島がパーソナリティーを務める番組スタッフだった女性が、小島との不倫を理由に、夫に離婚されていたという記事も掲載した。

小島がすぐに記者会見を開いて謝罪した。そのとき彼は「一番大事にしていた放送の場から引くことに決めました」と廃業を宣言した。そして、しまいには目を赤くして大粒の涙を流しながら「俺って、どうしようもないなあ」と声を絞り出すようにつぶやいたのだった。

私の記憶では、不祥事で会見し、泣いたのは彼が初めてではなかっただろうか。

最近では、小室哲哉氏引退会見(18年)。野々村 竜太郎元兵庫県議の会見(14年)はあまりにもインパクトが強くて、覚えている人も多いだろう。二股騒動を起こした塩谷瞬も会見で号泣した(15年)。

しかし、「泣いて同情を買おうとしている」「大の大人が泣くほどのことか」「泣きたい人はもっと他にいるでしょ」等々、彼らの涙を受け入れる人は少ない。それは涙の向こうにあざとさが透けて見えるからだ。

ただ、原田の場合は号泣したのには、理解できるところもある。

「お子さんは二人ともまだ10代で一番多感な時期ですからね。“お母さんを悲しませるなんてボクが絶対に許さない”、“一生懸命に仕事するお父さんを尊敬してたのに”と、メールで伝えられたようで、本人はそれが一番きつかったようです」(ワイドショースタッフ)

というから、決してあざといわけではなさそうだ。それでも原田に対して、SNSでは《ファンをヤリ捨てしておいて自業自得》などという、厳しいツッコミも見られる。

不祥事を起こした男は、どんなときも涙を見せてはいけないのだ。また、

「彼は妻に“一生、許さない”と言われ、それでも子どものためにすぐには離婚しないことを伝えられたそうです。しかしそかし、それこそ妻は、泣きたいのは私の方よ、と思っているでしょう。今回の涙で、離婚は早まるかも」(前出・ワイドショースタッフ)

笑い話で終わるように見えた“車中不倫騒動”だが、マジで「原田、アウト!」になるかも。

 

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。最近は、コメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO松井雄希

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