クスリ仲介役が法廷で明かしたピエール瀧「興味深い新事実」

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クスリの仲介者からは新事実が。果たしてピエール瀧は更生することができるのだろうか…

「ほかにも薬物をやっている人はいますね?」

検察官の質問にすべてが集約されていた。麻薬取締法違反の罪で有罪判決を受けたミュージシャンで俳優のピエール瀧被告にコカインを譲渡した田坂真樹被告の初公判が25日、東京地裁で開かれた。そこで飛び出したのは、瀧被告との生々しいやりとりの数々だった――。

起訴状によると、3月11日に田坂被告は自宅近くの横浜市内のコンビニ駐車場で、瀧被告にコカイン6グラムを15万円で譲り渡したとされる。2人は20数年来の知人で、田坂被告は7~8年前から瀧被告の代わりに薬物を購入していた。その際、用いられるのが「隠語」で、押収された田坂被告のスマートフォンには以下のようなLINEが残っていた。

「今度“飲み会”があって店を探しているんだけど、来ない?」
「行く、行く。でも月曜じゃダメ?」

ここで言う“飲み会”がコカインの隠語で、訳せば「コカインが手に入るけど、いる?」ということになる。入手先は瀧被告から過去に紹介された外国人の密売人で、時を経て入れ替わり、現在は4人目という。

相場は10グラムで15万円。代金は田坂被告の専用口座に瀧被告から振り込まれる仕組みになっていた。今年は1月に21万5000円、2月に15万円、3月に15万円の入金があった。検察官によれば「7~8年前から入金は数十回に渡る」というから、かなりの頻度だ。薬物事犯に詳しい関係者が言う。

「月イチペースで10グラム以上なんて、乱用者以外に聞いたことがない。コカインの1回の使用量は0.01グラム~0.05グラム。常習者でも0・3グラムほどです。個人ですべてを使い切るとなれば、毎日相当量を吸引しなければならない。瀧被告がコカインを使用するのは都内にいる時だけ。あれだけ多忙な生活を送っていた人が、ひと月10グラムを処理できたとは、とても思えない。誰かに分けていたのではないか」

傍聴席の記者も同様のことを思ったはず。そこで検察官の口から飛び出したのが、冒頭の質問だ。

「やっている人はいます“か”」ではなく「います“ね”」というのが、何とも意味深。何らかのアテがあると考えるのが自然だろう。

だが、田坂被告はしばし沈黙したあと、

「確実にやっている人を見たことはありません」

と頑なに否定した。

公判ではもう1つ、興味深い新事実が明らかになった。当局に瀧被告が連行された翌日の3月13日、瀧被告の妻は田坂被告に「捨てなきゃいけないものがある」と電話。自宅ではなく、“コカイン部屋”のあった別宅マンションで待ち合わせ、到着した田坂被告に室内に置かれていたポリ袋を捨てるよう指示したという。

袋の中身について、検察官は被告人尋問で再三「コカインではないのか?」と問い質したが、田坂被告は「中を見ていないのでわかりません」とシラを切り続けた。全国紙社会部記者が語る。

「マトリが田坂被告を逮捕したのは、瀧被告の逮捕から1週間後。やろうと思えば、すぐに田坂被告を挙げられたはずだが、わざと泳がせて、彼女がどこに行き、誰と会うか監視していたようだ。田坂被告は当初『なぜ私が逮捕されるのか理解できない』と反発していたが、取り調べで、すべての行動をマトリに把握されていたことがわかり、意気消沈。公判では否定していましたが、実際には瀧被告の逮捕後に複数の人物と接触していたようです」

ちなみに、別宅マンションは瀧被告の自宅から徒歩5~10分の場所にある。18日の公判で懲役1年6ヵ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた瀧被告には早くも復帰論が浮上しているが、彼の関わった犯罪について全容が解明されるまでにはまだ時間がかかりそうだ――。

  • PHOTO蓮尾真司

Photo Gallary1

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