それでもジャニーズを「辞められない」中居正広と意外な“独立者” | FRIDAYデジタル

それでもジャニーズを「辞められない」中居正広と意外な“独立者”

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ジャニー喜多川氏の入院に際し、真っ先に病院に駆け付けた中居(16年)
ジャニー喜多川氏の入院に際し、真っ先に病院に駆け付けた中居(16年)

 

天下のジャニーズ事務所を一代で築いたジャニー喜多川氏が倒れてから、2週間近くが過ぎようとしている。今月18日に東京・渋谷区の自宅マンションで倒れ、同じ区内の病院に救急搬送。一部で「死亡説」も流れるなか、詳しい病状はわかっていない。

「脳卒中や脳梗塞という言葉も飛び交っているが、具体的な病名は公表されていません。ただ、1つ言えるのは、かつてないほど緊迫しているということ。病院には“長男”のマッチこと近藤真彦や少年隊の東山紀之、TOKIOや嵐、関ジャニ∞のメンバーなど、ほぼすべての所属タレントが病床のジャニーさんを見舞っています」(現場で取材しているスポーツ紙記者)

真っ先に駆けつけたのは元SMAPの中居正広と、ジャニー氏から後継指名された滝沢秀明。とりわけ、最愛の父・正志さんを2015年2月に亡くした中居にとって、ジャニーさんは“もう1人の父親”であり、心の支えだった。

「中居さんは正志さんの死期を悟ると、親交のあるタモリさんや笑福亭鶴瓶さん、松本人志さんに頼んで、サプライズでお見舞いに来てもらい、父親を喜ばせました。その後、父と2人でドライブに出かけ、子供の頃の思い出の場所を巡ったそうです。中居さんの最愛の人に対する“献身力”は凄まじいものがあります。ジャニーさんの病室にも時間の許す限り、何度も訪問しているみたいです」(芸能プロ関係者)

そんななか、「週刊文春」や「週刊新潮」では、ジャニー氏に不測の事態が起きた場合の、中居の“ジャニーズ退所説”を報じている。同社の契約更改は毎年9月で、3ヶ月前の6月には意思表示する必要がある。今年は契約を更新したという中居だが、来年はどうなるかわからない。

巷では稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のいる「新しい地図」に合流するのでは?という憶測も流れているが…。

「たしかに中居さんがジャニーズ事務所に留まるのは、ジャニーさんに対する恩義しかない。だから、ジャニーさんがいなくなれば、中居さんは事務所を去るように言われていますが、ことはそう単純ではありません。むしろ、今は辞めたくても辞められないでしょう」

そう語るのはテレビ局関係者。中居の現在のレギュラー番組はTBS系『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ)など、テレビラジオ合わせて計6本。テレビ朝日系『中居正広のニュースな会』は4月にスタートしたばかりだ。

仮に中居がジャニーズを離れるとなると、全てのレギュラー番組を打ち切らなければならない。前出テレビ局関係者が続ける。

「番組が打ち切られれば、そこで働くスタッフに影響を及ぼすことになります。なかには食いっぱぐれる人も出てくるかもしれない。中居さんはスタッフとの信頼関係を大事にする人で、スタッフもまた“中居組”と呼ばれるほど心酔しています。“中居組”を動揺させることを彼が進んでやるとはとても思えません」

やはり、中居の独立チャンスはSMAPの解散騒動が勃発した16年が最初で最後だったのかもしれない。ことが公になる直前の15年末、中居は東京・六本木でテレビ局関係者をもてなしていた。目撃した人物によると、

「個室で芸能人は中居さんだけ。ほかはテレビ局の幹部社員で、中居さんが彼らにビールをお酌していたので驚いた。のちに判明する解散騒動を念頭に『独立してやっていけるか?』という相談をしていた」という。

だが、中居の決断はジャニーズ残留だった。あの時、自ら抜いた刀を元のサヤに納めた意味は大きい。前出のスポーツ紙記者が語る。

「中居よりも怪しいのは、かねて『ジャニーさんがいなくなったら辞める』と豪語していたKinKi Kidsの堂本剛や、関ジャニ∞の錦戸亮、大倉忠義、NEWSの手越祐也あたりではないか」

「ジャニーズ帝国」で地殻変動が起きていることは、確かだ。

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