元SMAPに圧力で公取委が注意「後継者」滝沢秀明のプレッシャー | FRIDAYデジタル

元SMAPに圧力で公取委が注意「後継者」滝沢秀明のプレッシャー

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ジャニ―氏の跡を継ぎ、jr.の育成やプロデュースを任された滝沢(18年)
ジャニ―氏の跡を継ぎ、jr.の育成やプロデュースを任された滝沢(18年)

香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎の元SMAPの3人を出演させないようテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が7月17日までにジャニーズ事務所を注意したと報じられた。

7月9日に事務所創業者のジャニー喜多川氏がくも膜下出血のため亡くなったばかり。12日に行われた「家族葬」は、冷たい雨が降りしきる中、約150人の所属タレントたちに囲まれ、静かに見送られた。

ジャニーズ事務所は、参列したタレントたちの集合写真を公開。仕事で参加できなかった中居正広や嵐の櫻井翔、関ジャニ∞の村上信五と、コンサートだったKis‐My‐Ft2らは当然、写っていないが、18年に芸能界を引退した滝沢秀明の姿も、そこにはなかった。

だが、出棺の際に遺影を抱き、霊柩車の助手席に乗ったのは滝沢だった。

「葬儀が行われた場所は、滝沢が社長を務める『ジャニーズアイランド』が入っているビルです。その最上階にあるjr.のレッスンスタジオに、棺が置かれました。タッキーは完全に裏方として、スタッフに指示を出すなど、葬儀を取り仕切っていたそうですよ」(スポーツ紙記者)

“後継者”として、滝沢が芸能界引退とプロデュース業への専念を発表したのが昨年9月のこと。そのとき、ジャニー氏は、

「私は驚きとともにうれしくて涙がこぼれそうでした。このような決断をしてくれた滝沢には心より感謝しています」

と喜びにあふれたコメントを出している。だが、不幸は突然に訪れる。

「滝沢が社長に就任したのが今年1月15日のこと。ジャニーさんから本格的にトップとしての帝王学を学ぶ、“さあ、これから”という時期に逝ってしまった。滝沢は、今後jr.を率いることになりますが、これまで多くの原石からスターを見つけ出してきたのは、ジャニーさんでした。滝沢は亡くなる直前までジャニーさんの仕事を近くで見て、アドバイスをもらっていたでしょう。しかし、実際に社長という座について、総帥から“二人三脚”で学ぶというのは、また違った意味があるんです。もちろん、周囲の見る目も違うし、足場固めという意味でも、このタイミングでジャニーさんを失ったのは大き過ぎますよ」(芸能プロ関係者)

現在、37歳になった滝沢。ジャニー氏の姉であるメリー喜多川副社長が「長男」と言ってはばからない近藤真彦や少年隊、光GENJIやSMAPの元メンバーなど、事務所内には多くの“先輩”たちがいる。そんな彼らを差し置いて、ジャニー氏の後継者になるのは、かなりプレッシャーに感じていても不思議はないだろう。

「とくに、若いころからジャニー氏に演出などの薫陶を受けてきた少年隊の錦織一清は、面白く思っていないでしょう。実際に演出家のつかこうへい氏に弟子入りして学び、『PLAYZONE』の演出などを通じて、jr.への指導なども積極的にしてきた。ですが、滝沢の手前、それもなかなかやりづらくなる。そのほかのタレントも表向きは“タッキーを応援する”と言っていますが、腹の中で不満を募らせている人も少なからずいますよ。もし、ジャニーさんがいれば、そんな不満を直接、聞くことで、解消していたのでしょう。しかも、公取委が元SMAPの3人へ圧力をかけていたことを注意したことが公になるなど、最悪のタイミングでの代替わりですね」(テレビ局関係者)

とはいえ、カリスマ創業者は亡くなり、若き後継者に命運は託された。タレントとスタッフが一丸となって、「滝沢ジャニーズ」を支えることはできるのだろうか…。

  • PHOTO桑田真

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