NEWS手越祐也 ジャニー氏逝去前夜 赤坂ドンチャン騒ぎの顛末
カリスマ・ジャニー喜多川亡きあと、所属タレントにスキャンダル続発の予兆か?
深夜1時――人影まばらな赤坂の裏通りにある居酒屋「X」から、15人ほどの団体がドヤドヤと表に出てきた。スーツでキメた実業家風の男性やストリートファッションに身を包んだ輩(やから)系、さらにはミニスカワンピ姿のギャルもいる。
まるで統一感のないグループの中心で一際、ハシャいでいたのがデニムキャップ&サングラスで変装した小柄な男だ。
白いパーカ&ハーフパンツという、パジャマみたいな格好にサンダル。手元にはセカンドバッグ……ではなくて、夜の帝王の間で定番アイテムとなっているというクラッチバッグ。よく見れば、キャップからハミ出ている髪の毛はピンク色だ。見るからにチャラいこの男、実は『NEWS』の手越祐也(31)である。
「この日、『X』でオーナーのバースデーパーティが開かれていたんです。手越クンは夜9時半ごろ現れ、会がお開きになるまでいましたね。オーナーは芸能界から財界まで幅広い人脈を持つ実力者。日頃からトップアイドルの手越クンと食事をしたり、自宅まで送迎したりしているそうです。もう付き合いが始まって数年になるはずですよ」(Xの関係者)
相当、盛り上がったのだろう、店から出てきた手越は酔いも手伝ってか、かなりハイテンション。仲間の求めに応じて、店の前で記念撮影大会を始めたり、パーティ参加者たちと肩を組んだりと、とにかくよく動く。
撮影会が一段落しても、「ハッハッハッ」と爆笑したり、ハイタッチしたり、仲間の肩や頭を小突いたりとやりたい放題。手越ご一行のドンチャン騒ぎは15分近く続いたのだった。
手越は最後にパリピ仲間たち数名とガッチリ握手を交わすと、友人男性と連れ立って歩き始める。後を追うようにミニスカワンピの女子二人が手越に続き、4名は「X」から徒歩数分の距離にある地下駐車場へ。ほどなくして件(くだん)の友人男性がハンドルを握るBMWが駐車場から登場。闇夜を切り裂き、都内の高級マンションへ向かった――。
「パーティには元アイドルも来ていたそうです。聞けば手越クン、パーティの途中で『張り込まれているみたい』と気づいたのに、『でも、メディアに顔が利(き)くから大丈夫。俺は撮られない』と豪語していたんだとか。人気アイドルなのに夜の会合を大事にする、彼らしいセリフですよね」(前出・関係者)
この翌日、ジャニー喜多川氏は天に召された。
未成年女性との飲酒など、これまで何度となく夜の街でトラブルを起こしてきた手越。ジャニー喜多川という”重し”がなくなったいま、夜遊びに歯止めが利かなくならねばいいのだが……。
『FRIDAY』2019年8月2日号より
- 撮影:結束武郎