肉食ライター厳選! 一人でも行くべき大阪・焼肉店グランプリ

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どうも、自称・肉食ライターの櫻井千佳です。熟成肉ブームもすっかり熟成された昨今、肉業界はよりパワフルな進化を遂げています。焼肉ひとつをとっても、部位特化型の店舗がオープンしたり、スタンド焼肉がブームを迎えたりと目が離せません!

おいしいなんて当たり前。新鮮で、コスパがよくて、おまけに店主も気さくでめっちゃおもろいやん! そんな、ハイレベルな大阪の焼肉事情を、現在進行形でお届けします。今行くべきは、ズバリこの5店!

大阪焼肉界の覇王といえばココ! 王道を行く『万両 南森町店』

大阪人の肉好きは、もはや周知の事実。「今日は焼肉にする?」となったとき、最初に名前が挙がるといっても過言ではないのが、ここ『万両』。かくいう私もその一人です!

焼肉好きの大阪人をトリコにしてやまないお店 『万両 南森町店』

万両がラブコールを浴び続ける理由のひとつに、圧倒的なコストパフォーマンスが挙げられます。目を見開いてよ~く見てください。焼肉店なのにも関わらず、1000円オーバーのメニューがほとんど見当たりません……。

しかも、ビールは450円、ソフトドリンクはオール180円。さらに、ウーロン茶、梅こぶ茶、コーン茶、日本茶の4種類は無料と価格設定からして神ってるんです!

ここまで高コスパな秘密は?

ずばり、万両グループで肉質のいい牛を数頭買いしているから。希少部位から店舗ごとに振り分けるから、提供メニューが一部異なるのはご愛敬……というか、全店制覇したくなるってのがツウっていうものですよね(笑)。

アキレスやカシラ、テールなども提供され、使用されない部位はミンチにして、ランチのハンバーグに使われているそうです。なんてエコロジーなんでしょう!

その本領発揮と言わんばかりにメニューには、バラやロースなどの定番から、アキレス、コブセン、コリコリ、イチボロースといった旨さ太鼓判の希少部位までがずらり。それらがすべて高コスパというのが、ありがたや~ですね。

肉の鮮度に自信があるからこそ、いまどき珍しい七輪焼きのスタイルを貫きます。「炭を使うと風味が違う。食べた瞬間、ふわっと広がる香りがいい」と店長の奥川進さん。しかも強い火力で一気に焼き上がるから、ホルモンも赤身肉もおいしく味わえるそうです。

まずはリピーター続出の幻カルビ950円から。七輪の上でさっ(30秒くらい)と焼いてから、オリジナルのタレをつけて味わいます。

なぜ幻かって? それはモモの中でも、7頭からわずか3kgしかとれない希少部位・ヒウチを使用するから。きめ細かくやわらかな肉は、旨みが濃く、白ネギの風味ともベストマッチ。ご飯も進む、禁断の一皿です。

脂が滴り落ち、めっちゃ燃えます

見てください! ごま油の黄金の海につかって、キラキラ輝くマルシン842円を。脂が少なくてヘルシーな部位ゆえに、キムチ、塩タン、ハラミ、ロース、バラ……と、いろいろ堪能したあとの箸休めに。これをはさめばお口の中がリセットされて、ホルモンやらビビンバやらテールスープやらがさらにおいしく味わえます。

ツヤッツヤ。

表面をさっと焼いて、山椒のみをつけて味わいます。シンプルながらもごま油の香りがいい感じに効いてる!

そして、私がイチボにハマるきっかけになった……といっても過言ではないイチボロース1058円。待ってました~!

薄切りは片面焼きでおろしをくるりと巻いて、厚切りは表面を焼いてゆず胡椒ポン酢でと、一皿で2通りの味わいが楽しめます。切り方次第でここまで表情が変えられるなんて、大御所のカメレオン俳優みたいだと思いませんか?

「肉がおいしいのは当たり前」と店長。+αで大事なのは、肉をベストな状態で提供する技術と接客だといいます。そのため万両では、スタッフの実績を腕章・ピンバッチで表した「安心スタッフ制度」を設けており、肉の説明が完璧にできるゴールド安心スタッフが一人は常駐しているそう。重鎮のプライドってやつですね。

お店を訪れた際は注目してみて

大阪ではかなり有名な万両ですが、大阪市内だけでも南森町店のほかに、4店舗あります。どこの店舗も、平日でさえ当日予約は厳しい場合があるので、予約は必須。これ、忘れないでくださいね!

万両 南森町店
住所:大阪市北区南森町1-2-14 電話:06-6361-1371 営業時間:17:00~翌1:00(L.O.)、土日祝17:00~0:00(L.O.) 定休日:無休(12月31日、1月1、2、3日休) ほか、「東天満店」「堺筋本町店」「天神橋店」「肥後橋店」あり
http://sp.raqmo.com/manryou/

ひとり客をもてなすスタンド焼肉・大阪代表『立食焼肉 一穂(いちぼ) 第二ビル店』

仕事が立て込むと無性に焼肉が恋しくなる……。そんな突如湧き出る欲求を満たしてくれるのは、ひとりで気軽に行けるスタンド焼肉。一人ひと網。カウンター席のみの立ち食いスタイルが人気を集め、連日、ネクタイ族を中心に大いなる賑わいをみせます。

大阪駅前第二ビルB1。白いのれんが目印 『立食焼肉 一穂(いちぼ) 第二ビル店』

午後7時。煙もくもくの店内を訪れると、カウンターには人、人、人! 炎の温度に人の熱気も相まって、まるでライブ会場のようです。

なぜここまで人気なのかって?

その理由は、A4・A5ランクの肉をカルビやロースなどの定番から、幻レベルの希少部位までひと切れずつオーダーできるスタイルにあります。1枚50円~(!)というコスパ抜群の価格設定に、「やっすぅ!」とテンションアップ!

鮨屋気分でわがままオーダーを!
ハッピーアワーもめっちゃやっすぅ!

ひとりであれこれ楽しめるのはもちろん、まずはテイスティングを……な希少部位に挑戦したり、気になる部位をぜ~んぶコンプリートしたり、と楽しみ方はあなた次第。「あれも気になる」「これも食べたい」とミーハーな私の心もがっちり鷲づかみです。

そもそも、なんでひと切れオーダー?

その理由は、精肉店出身のオーナーの目利きにかなった肉を「ええとこどりして味わってほしい」という思いから。ひと切れひと切れが勝負! ゆえに、肉のおいしさを引き立てるための下処理は抜かりないそうです。

塊肉はすべてオーダーごとに手切り。職人技の包丁入れなど、一つ一つの工程に余念がないため、口当たりがよく、より肉の旨みが引き立ちます。

例えばアカセンは、表は十字、裏はまっすぐ切れ込みを入れてよりやわらかく。ハートはあえて切れ込みを入れず、独特の食感と甘みがダイレクトに伝わるように。ツラミはスジを叩くようにして取りのぞくといいます。いい肉をよりおいしく提供するための誠実さにぐっときますね!

目指せ! 全部位コンプリート

肉は、A4・A5ランクの黒毛和牛を中心とした赤身をはじめ、希少部位、ホルモンまで幅広く、常時約30種類。その中から今回オーダーしたのは、店長イチ押しの厳選タン元270円、極上ミスジ324円、ハート54円、テッチャン129円。

厳選タン元(手前左)、極上ミスジ(手前右)、テッチャン(奥左)、ハート(奥右)

肉を前にして「待ちきれない~!」ということで、店長の三戸滋さんにお願いして焼いていただきました。実はこの網にも、焼き上がったときの香りが引き立つよう、ごま油を塗っているというひと工夫が! まさに隙なしです。

まずは王道部位のタンから。まるでステーキ! な厚さ10㎜程度のタンに包丁で網目を入れ、火通りと歯ごたえがいいように仕上げられています。分厚いからこそ引き出せる濃厚なうまみと、たっぷりの肉汁にフォーリンラブ! で幸先よし。

続いて(大好物の)ミスジ。例えるとマグロのトロのようで、噛みしめると脂が舌の上でスッと溶け、鼻から抜ける甘い香りに感動させられます。

そして、コスパ最高なハート。味わいがあっさりしている分、コリコリとした食感が際立ちます。タン、ハラミ、バラやロースときたあとの箸休めにも。

最後にいただいたテッチャンは、果物のようなフルーティーな甘さ。赤身肉に負けないほどの存在感に、ノックアウト寸前です!

洋風ダレも美味! テイクアウトもOK

総選挙1位のアイドルを〆に

「大満足です!」と店長に伝えていると、「まだまだやで~」と言わんばかりに登場したのが、名物一穂流すき焼き950円。皿が見えないほどのビッグサイズに、すでにエネルギー感&爆発感が!

食べ方は、適度にサシの入ったリブロースをさっとコンロで炙り、卵にくぐらせてから味わう、まさに“すき焼きスタイル”。

リブロースのしっとりした脂、ほのかに香る炭火の香ばしさ、そしてマイルドな卵が口の中で絡み合い、豊かなハーモニーを奏でてくれます。

それまで味わった肉が引き立て役にまわるほど、肉の魅力を余すことなく味わえる、同店の“ヒロイン”なのです。「シメに……」と言いながらも、2~3皿ペロッと味わう強者がいるのも頷けますね。

そんな禁忌レベルのおいしさをよりじっくり、時間をかけて堪能したいなら系列店の本町店に訪れて。第二ビル店に比べてオオバコで、盛り合わせメニューも豊富なので、グループ利用もオススメです。

立食焼肉 一穂 第二ビル店
住所:大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第二ビルB1 電話:050-5593-3965 営業時間:11:30~14:00、16:30~22:00(L.O.)、金土日16:30~23:30(L.O.23:00) 定休日:不定休 ほか、「福島店」「本町店」あり
http://ichibodainibiru.jp/

ハラミの底力を世に発信する『焼肉 ハラミ馬鹿』

中崎町にハラミ専門店がある! その名もハラミ馬鹿だ。そんなウワサを耳にして、「ええっ、店主はどれだけハラミ馬鹿なんだ?」と疑心暗鬼で訪れたのがこの店との出会い。これまでの訪問も、そして今回も生憎、店主にお会いすることはできませんでしたが、店主と20年来の仲という店長の森本正憲さんに、ハラミ馬鹿っぷりをうかがいました。

ハラミの魅力にどっぷりハマれる 『焼肉 ハラミ馬鹿』

そもそもハラミの魅力とは?

最近では知名度も上がり、人気の高まっているハラミ。焼肉屋でも取り扱っているお店が多く、ロースやカルビ、バラなどと同じくらい認知されてきています。
クセのない味わい、やわらかな食感などから、赤身肉と勘違いされている方も多いようですが、実は、横隔膜の筋肉=ホルモン。逆に言えば、ホルモンが食べられない方にもおすすめのクセのなさ、脂身が苦手な方も食べやすいあっさりした味わいが、ここまで人気を集める理由かもしれません!

では、なぜ専門店にしたのでしょうか?

理由はとっても簡単! ハラミを嫌いという人を見たことがないから。また店主や森本さん自身も、年齢を重ねるにつれてあっさりしたものを好むようになり、ハラミの魅力にどっぷりハマったそう。分かる分かる(笑)。

ここだけの話、部位単体の専門店を出店するのは、継続して仕入れられるルートが数少ないため、めちゃくちゃ難易度が高いそう。業者さん、卸してくれて本当にありがとう!

お店の名刺代わり・ハラミの四種盛り

さてさて。「私をハラミ馬鹿にしてください!」ということで2つのメニューをプレゼンしてもらいました。ひとつ目は、鶏ハラミ、豚ハラミ、牛ハラミ、牛サガリと、味や食感の異なる4種類を食べ比べられるハラミ4種盛り1922円。採算度外視の名物メニューは必食です。

えぇっ、鶏ハラミって!? 豚ハラミって!? そう思われる方も多いことでしょう。私もここで初めて食べました。

一般的にはまだまだ知名度が低い……といわざるを得ないこの鶏ハラミ。プリプリ&コリコリが楽しめる独特な食感にハマりそう。味わいは濃厚ながら、脂分は少なく後味があっさりなのもいいですね。

続いて豚ハラミ。肉質はやわらかく、肉汁たっぷりでジューシー! ぱくりと頬張れば、口の中が肉汁でじゅわっとあふれかえります! 塩もしくはポン酢であっさりと。

そして牛のハラミとサガリ。「その違いは?」とうかがうと、「横隔膜の背中側がハラミで、肋骨側がサガリ。食べたら分かりますよ」と店長。おっしゃる通り、違いは歴然! ハラミはサガリと比べると若干脂が多く、味わいが濃厚。それに対してサガリは、あっさりながら旨みがじんわり広がる感じ!

タレをつければ、相乗効果で風味がグッと濃厚に。

食べ方は人それぞれですが、鶏→豚→牛サガリ→牛ハラミというようにあっさりしたものから順に味わうと、どんどん味わいに深みが生まれることに気づきます。

素材の旨みがこれだけ堪能できるのは、ひとつはもみだれをしていないから。もうひとつは、タレに余韻が残るように工夫しているからだそう。例えばタレは、野菜とフルーツ、醤油、魚介系のダシを一緒に煮込んで、肉の旨みに負けない奥行きを。岩塩はブレンダーで粉々にくだくことで肉と一体化するように。ポン酢も、おろしたタマネギをこさずに使うことで、重層的な味わいに仕上げています。シンプルに見えてこんなに緻密なんて、目からうろこです。

ハラミのエベレストや~!

カウンターパンチをくらいましたが、まだまだこれから! ということでハラミ馬鹿名物・ハラミステーキ(アメリカ産)1620円をオーダー。

店長のきめ細かな作業により、丁寧にスジを取り除かれたステーキが、エベレストのようなシルエットで登場します。どやさ!

ハラミドーン!

豪快な見た目と裏腹に、華麗な包丁さばきでひと手間加えられているから驚くほどやわらかく、口に頬張ると肉汁があふれだします。こちらも味付けは塩コショウのみなので、独特の風味がやさしく広がるのが魅力。

この攻撃力、ずるい、ずるすぎる……。2つの強烈な攻撃にノックアウトされ、開始早々にハラミ馬鹿になる私でした。

ちなみに、冷麺や珍味茶漬けなどサイドメニューも激アツなのでオーダーするのをお忘れなく!

焼肉 ハラミ馬鹿
住所:大阪市北区中崎1-5-19 電話:06-6940-6700 営業時間:18:00~23:30(L.O.)、土日祝17:00~23:30(L.O.) 定休日:不定休
https://haramibaka.com/

調理方法はすき焼き、味は正真正銘の焼肉。『USHINABE 森ノ宮店』

1991 年の創業以来、大阪の肉好きを唸らせているお店があります。

見た目はすき焼きながら、味は正真正銘の焼肉という、ハイブリッド「うしなべ」の名店 『USHINABE 森ノ宮店』

その正体は、見た目も食べ方も「インパクトありすぎ!」な、うしなべのお店です。

うしなべって何? と思われるかもしれません(ただし、大阪人は知っている人が多数)。簡単にご説明します。うしなべとは特製の鍋にモヤシ、タマネギ、ニラ、そして牛肉を盛り、オリジナルのタレをかけて野菜を焼く“ちょっとかわった焼肉”。見た目はすき焼きながら、味は正真正銘の焼肉という、ハイブリッドな逸品なのです。

実は、メニューが豊富です。

食べ放題メニューもありますが、コスパ抜群なのが黒毛和牛スペシャル2376円(2人前からオーダー可)。モヤシ、タマネギ、ニラ、カットコーンなどの野菜、あらびきウィンナー、黒豚のシュウマイ、カルビ、黒毛和牛のA5ランクの薄切り肉が一堂に集結する、まるでオールスター感謝祭のような豪華さ。

うしなべ食べ放題のメインは薄切り肉ですから、質のいい肉を余すことなく堪能したいなら、黒毛和牛スペシャルが大人の選択なのです。

とはいっても、やはり人気NO.1はうしなべ食べ放題2160円(120分制。2人前からオーダー可)。主役の肉は牛、豚、鶏と順番に変えられて、もちろんうどんもご飯も食べ放題。さらに、ウーロン茶飲み放題&デザート付きで、こちらもお得です。どっちもお得なんかい!

結局、どちらがオススメって?

お店に忖度するわけではありませんが、その日の気分や年齢層、人数次第で選んではいかがでしょうか? 究極の選択すぎて選べません!

5分間クッキング!

店長の本多一雅さんが直々に焼いてくれました。

まずは牛肉、モヤシ、タマネギ、ニラなどの具材を鍋に入れます。実はこの鍋も特注品で、熱伝導率が抜群のステンレス製だそう。「以前は鉄鍋を使っていて、手入れが大変だった」そんなエピソードがうかがえるのも、創業約30年の名店だからですね!

まずは、タレを投入します。

特筆すべきはこのタレ。食べたことがあるような、ないような!? 濃厚でフルーティーな味わいは、試行錯誤の末にたどり着いたオリジナルレシピだそう。現に、お客様がここの牛鍋を気に入り、某メーカーの焼肉のタレで作っても「なんかちゃうな~」とまた来店されるそうです。

肉は生でも食べられるぐらいの鮮度なので、少し赤身が残っているぐらいが食べごろ。早く食べて~と言わんばかりに、いい匂いを放つのですぐに分かります(笑)。「レアな状態が苦手」という方は、タレでしゃぶしゃぶするか、野菜の上で蒸し焼きにしてから食べましょう。

断言します。このうしなべは中毒性あり!

薄切り肉は脂がすっと溶けるし、カルビは超絶やわらかいし、シュウマイは食べ応えあるし、野菜は肉の旨みがたっぷり染みているし……。お得感を感じまくりです。しかもうれしいのは、煮詰めるごとに野菜の食感が変わり、味わいに奥行きが生まれること。そんな変化が楽しめるのも、ステンレス製鍋による調理だからなのです。もちろん、酒のおかわりもハイペースに。

ちなみに、テーブルの上には黒コショウと七味が置かれています。「少し加えると、味に深みが出るんですよ。タレの味に飽きてきたらアレンジしてみてください」と店長。そんな気遣いにも感激です!

うどんmeetsうしなべ!

さてさて。具材をペロッとたいあげたら、待ちに待った“アレの時間”です!

肉汁がたまった鍋にうどんをど~ん!!!

まさに運命共同体。肉汁、野菜の甘み、濃厚なタレが絡まった麺は、それまでのうしなべが前座に思えるほどのオンリーワンのおいしさ。うどんだけ食べに来ても満足できそう、と言っても過言ではありません。

ちなみにご飯を入れてチーズをかけて、リゾット風にもアレンジできるそうです。なんと女子受けのよさそうなアレンジなんでしょう!?

この鍋は肉の魅力を余すことなく味わえる、フルコースといっても過言ではないかもしれません。あぁ幸せ~!

USHINABE 森ノ宮店
住所:大阪市中央区森ノ宮中央1-6-18 電話:06-6945-9666 営業時間:17:00~翌1:00 定休日:月曜休 ほか、「赤川店」あり
https://ushinabe.com/

焼肉もデイリーユースな時代へ!? 気軽さNo.1『お気軽焼肉 正(しょう)』

「サクッと一杯行こか~」そんなノリで焼肉を食べられる時代が来るなんて、大の肉好きの私も想定外でした。たとえ会社帰りに気軽に行けるスタイルでも、肉のクオリティも味のバリエーションも妥協したくない。そんなわがまま放題の私をときめかせるのが、本格的なカンテキ焼肉が味わえる人気店『お気軽焼肉 正』。

一人でもグループでも 『お気軽焼肉 正(しょう)』
伊藤安士店長と常連の女性

そもそも、なぜ一人で気軽に寄れるスタンド焼肉に!?

その秘密は、オフィス街の京橋というエリアにありました。「会社帰りに個人戦で楽しむのはもちろん、飲んだ帰りのシメとしても利用してほしい」そんな店長伊藤安士さんの思いから、1Fは一人でも利用できるスタンディングスタイル、2Fはグループにおすすめの着席スタイルを採用したそう。

「まずはこちらから!」と推薦していただいたのが、看板メニューの特選ロース1200円。ちょっと待った~! 焼肉で最初に食べるのって、タンやハラミなのでは!? とツウぶる私に、「お腹がすいているときに、いちばんのウリを味わってほしいじゃないですか。それが、おいしい肉を扱うプライドってやつです」と店長。

この名ゼリフを聞くと、これまでの「焼肉は脂身の少ないものから順に」という既成概念なんて、どうでもよくなってしまいます。

両面さっと焼いて、ネギをのせて堪能。

「ご自慢のロース、さぞかしおいしいんでしょうね」と一口食べた瞬間、まいりました。口の中でおいしい脂がジュワ~ッと大爆発! 甘みも肉の旨みもダイレクトに楽しめるなんて、なんてバランスのとれた優等生なんでしょうと、感服すら覚えます。

バランスのよさといえば、このつけダレ。何か工夫があるのでは? と勘ぐると、店長が秘密を教えてくれました。

「もみダレはロースに合う調合にこだわっています。野菜、果物を煮込むことで甘みを出し、ロースの甘みになじむように工夫したんです」

なるほど、なるほど。

「つけダレは、当店ではあらいダレと呼んでいるのですが、酢を基本としたあっさりした後口が特徴。もみダレの甘みをいい具合にリセットしてくれるんです」

すご~い! 化学の実験みたい!

ちなみに、あらいダレをさっぱり仕立てたもうひとつの理由として、「ハシゴして来られた方があっさりと食べられるように」という配慮があるそうです。なんて気配り上手でしょう!

続いてお勧めいただいたのは、モミダレに粉山椒をびっしりまぶした、インパクト抜群の山椒カルビ1100円。インスピレーションの源になったのは、な、なんと名古屋名物のひつまぶし! うなぎの甘ダレと山椒が王道コンビなら、甘口のもみダレと山椒もマッチするのでは? と考えたのがきっかけだそう。

さっそく七輪で焼いていただくと、山椒のパワフルな香りが鼻を刺激。(すでに特選ロースを完食したにも関わらず)空腹中枢が刺激されます。

滴り落ちる脂もたまらないっ

つけダレにつけず、そのまま味わいます。

とろけるようなカルビの脂と、山椒のシビレ感のハーモニーは、ガツンとインパクトありまくり! 甘いものを食べたあとは辛いものを、辛いものを食べたあとは甘いものをという食いしん坊の欲求がひと皿で満たされるから、つい食べすぎもご愛敬で。

そして、醤油バターハラミ1100円もお忘れなく。あれ? 醤油バターって……。

そう、ラーメンやポテトチップスのフレーバーとして人気の醤油バターを、焼肉に落とし込んだのがこのメニューだそう。

まずは七輪の上で、醤油バターダレを人肌くらいまで温めます。そうすることで、ハラミとの調和がよりはかれるそう。

そのあと、肉をタレにくぐらせて焼き上げます。こちらもふわっと漂うバターの香りがたまらないお・も・て・な・し!

醤油バターの風味が損なわれないように、つけダレはつけずに味わいます。 肉の中でもあっさりした部位のハラミだからこそ、醤油バターのコクや風味とマッチングするわけですね!

なぜ、こんなに変わり種メニューが豊富なの?

その理由は、「おいしいのは当たり前。せっかくやるなら、楽しいことを!」が店長のポリシーだから。

山椒カルビと醤油バターハラミは、月替わりのおもしろメニューを展開していた際に、お客様からラブコールを受け続け、グランドメニューへと昇進したそう。さすが! 登場直後から注目を集めるなんて、超人気アイドルの成功秘話を彷彿させますね。

3つのメニューの異なる魅力にメロメロになった私は、今後も定番の一軒として通い続けることを決意したのでした。

お気軽焼き肉 正
住所:大阪市都島区東野田町3-12-10 電話:06-6881-2917 営業時間:17:00~翌1:00(L.O.0:30) 定休日:日曜休(三連休の場合、月曜休)

 

大阪焼肉のレベルの高さを分かっていただいたでしょうか? 十人十色という言葉があるように、人もそれぞれ、焼肉もそれぞれ。だからこそ、各店の色=個性を満喫しに訪れてくださいね!

  • 取材・文・写真櫻井千佳

    日頃はファッション、ビューティー関係の広告を中心に記事を執筆する編集・ライター・プランナー。その実態は、朝から肉料理を完食するほか、百貨店の精肉売り場の全国ブランド牛をひと通り制覇するほどの“肉食女子”。焼肉の好きな部位はイチボ、ミスジ、ハネシタ。

Photo Gallary45

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