『凪のお暇』に今夏最大ヒットの兆し 一生派と倫也派が熱い論戦!

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モラハラ気味ではあるものの、主人公・凪を愛している慎二の繊細な感情を見事に演じている高橋一生

夏ドラマの「期待度ランキング」(フィルマークス調べ)で、NO.1だった黒木華主演の金曜ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の放送が7月19日にスタート。初回視聴率10・3%ながら、初回見逃し配信ではTBSドラマ歴代最多再生回数を記録。累計250万部を超えるコナリミサトの同名人気マンガの実写化に大きな注目が集まっている。

「人生のリセットを決意したアラサー女子・大島凪(黒木)が、東京郊外の六畳一間のアパートで再出発するストーリーです。そんな凪を引っ越し先まで追いかけてくるのがエキセントリックな元カレ・我聞慎二(高橋一生)、そして隣の部屋に住むのが危険な香りのする安良城ゴン(中村倫也)。原作ファンからは3人のキャスティングを不安視する声もありましたが、放送後は一転称賛の嵐。ネットでは、”慎二派””ゴン派”のバトルが繰り広げられています」(ワイドショー関係者)

高橋一生演じる”慎二推し”は、”慎二の魅力”について、こう語る。

「凪と同じ会社で働いていた慎二は、『空気は作るもの。読む側に回ったら負けでしょ』と豪語するエース営業マン。姿を消した凪の前に現れた慎二は、モラハラ気味の発言を繰り返し、挙句に『好き…なんだろ俺のこと(中略)戻ってこいよ』といってビンタされ号泣する。そんな姿に、ネットでは『凪を好き過ぎる小三』『最高』『応援したくなる不器用で切ないバカ』といったコメントが寄せられています」(女性誌記者)

凪に「お前は絶対に変われない。絶対に」と迫る見透かすような目。家庭環境などで深い闇を抱える慎二の素顔が明らかになるにつれ、慎二を深く繊細に演じる高橋一生の絶妙な演技力は見所十分だ。高橋は、去年『僕らは奇跡でできている』(フジテレビ系)で不思議な動物行動学者、今年は『東京独身男子』(テレビ朝日系)で独身生活を謳歌するメガバンカーを演じてきたが、残念ながら視聴率は今ひとつ。やはり高橋一生は主役ではなく、一癖も二癖もある脇役で主役を食う、今回のような役がよく似合うようだ。

そんな高橋の向こうを張るのが、”カメレオン俳優”の異名をとる中村倫也だ。

「凪の隣室に住むゴンは、腕にタトゥーのあるイベントオーガナイザー。フワっとした色気と笑顔が溶け合う、なんとも不思議な魅力の持ち主。怪しい手招きポーズ、芝生で寝ている凪に覆いかぶさる”芝ドン”シーンなどに『#中村倫也にだいぶやられています』というようなハッシュタグが急増しています」(ファッション誌ライター)

「ずっとちゃんとしようと一生懸命頑張ってきたんでしょ。もっと力を抜いていいと思う。せっかくのお暇なんだしさ」と囁かれ、”ハイボールのチョコミントアイス乗せ”を味わい、ついにゴンに堕ちてゆく凪。しかし、ゴンの正体がすべての女を”ゴン依存症”の蟻地獄に堕とす「メンヘラ製造機」であることが明らかになるや、これまでゴンにメロメロになっていた”ゴン推し”の視聴者もハッと我に帰り、中村演じるゴンの闇に気がつき愕然となる。

内に秘めた闇・狂気の演技は、すでに映画『孤狼の血』で演じた危険な色気を醸し出す狂犬ヤクザ・永川恭二役や、ドラマ『今日から俺は!』(日本テレビ系)で演じた都会派の凶悪な隠れヤンキー紅野役などで折り紙つき。

さらに中村倫也演じるゴンの蟻地獄に堕ちた凪(黒木)を、高橋一生演じるモラハラ元カレ・慎二が救いにゆく奇妙な展開には、1話完結ドラマにはない連ドラの醍醐味を感じる。

コナリミサトの同名マンガは、いまだ連載中で結末はわからない。果たして、ドラマではどんな顛末が待ち受けているのか。“一生派”“倫也派”ならずとも、気になるところだ。

  • 島右近(放送作家・映像プロデューサー)

    神奈川県出身。バラエティ、報道、スポーツ番組など幅広いジャンルで番組制作に携わる。女子アナ、アイドル、テレビ業界系の書籍も企画出版、多数。ドキュメンタリー番組に携わるうちに歴史に興味を抱き、近年『家康は関ヶ原で死んでいた』(竹書房新社)を上梓

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