「夏の紅白」は東山が司会 年末まで続くNHKとジャニーズの攻防

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ジャニ―喜多川氏亡きあと、事務所のベテランとなった東山の動向も気になるところ

8月17日に放送される『第51回思い出のメロディー』(NHK)の収録が3日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。今回は、ジャニーズの最年長ユニット「少年隊」の東山紀之が初司会を務めた。

同番組は、大晦日の『NHK紅白歌合戦』と制作スタッフが重なることが多く「プレ紅白」「夏の紅白」とも呼ばれる。

東山は司会のみならず、自らマイクを持ちジャニーズメドレーを熱唱。後輩の「Kis‐My‐Ft2」千賀健永、二階堂高嗣、「Sexy Zone」佐藤勝利、中島健人がサプライズ登場し、少年隊の『君だけに』『仮面舞踏会』を5人で披露した。

一部マスコミの取材に応じた東山は、記者から「紅白には出たいか?」と聞かれ「それはやりたい!」と即答。「ジャニーさんの思いを引き継いで、心に残っている曲を表現できたら」と、先月9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で亡くなったジャニー喜多川さん(享年87)に思いを馳せた。

今年の紅白でジャニーさんの追悼企画が設けられるのは決定的。東山は令和初の紅白にどのような形で絡むつもりなのか?

「そりゃあ、少年隊として白組から堂々と出るつもりでしょう。東山クラスが紅白出場歌手とは別枠の、企画内ゲストで出演するとは考えづらいですからね」(音楽関係者)

少年隊はこれまで紅白に8回出場。86年に初出場した際には、司会だった加山雄三が『仮面舞踏会』を『仮面ライダー』と誤って曲紹介。ジャニーさんが「最高だったよ。加山さんに感謝しな」と大喜びしたという逸話もある。

「全盛期の少年隊ならまだしも、いまは開店休業状態。メンバーの錦織一清さんと植草克秀さんが、東山さんほど俊敏に動けるとは思えない(笑)。何より、NHKが近年意識している若年層の視聴者は少年隊の存在自体知らないでしょう。北島三郎さんや和田アキ子さんという“紅白常連”の歌手を切って、新陳代謝を加速させたのに、このタイミングで少年隊を起用すれば、逆戻りになりかねない」(スポーツ紙記者)

裏を返せば、それをわかった上であえて東山はNHKにボールを投げた可能性がある。そこには公正取引委員会が元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人に仕事上の“圧力”をかけた疑いがあるとして、ジャニーズ事務所を注意した一件の影響も見え隠れする。前出の音楽関係者は、

「公取委のニュースを真っ先に報じたのはNHK。ジャニーズの“女帝”であるメリー喜多川副社長は大激怒し、紅白への報復も辞さない構えだったと聞きます。今回の東山さんの逆オファーはNHKに『“ジャニーズ紅白”にするのか、しないのか』と踏み絵を迫るようなものですよ」と話す。

紅白はジャニーズタレントなくして成立しない。他方で、過剰な優遇措置は他事務所から批判の的となることもあった。レコード会社幹部が明かす。

「白組司会はジャニーズタレントの持ち回りのようなもので、出場歌手には“ジャニーズ枠”なるものがある。人気グループならまだしも、09年から12年まで連続出場した中山優馬、山田涼介、知念侑李らの『NYC』のように、“忖度”が働いたとしか思えないグループもあった。一時期、中山はジャニーさんの“スペオキ(スペシャルお気に入り)”でしたからね」

昨年の紅白はジャニーズから「嵐」「関ジャニ∞」「Sexy Zone」「Hey!Say!JUMP」「King&Prince」の5組が出場。今年も同規模を維持したいところだが、

「ジャニーズ側は公取委の件でNHKに“貸し”を作ったと考えているので、強気の交渉をしてくる。極めつけが少年隊の単独出場ですよ」(同)

メンバーの錦織には一部でジャニーズ退社も浮上しており、実現したとして今年の紅白が少年隊として最後のステージになる可能性もあるという。どちらにせよ、“ジャニーズ祭り”になることは避けられそうもなさそうだ。

  • PHOTO原一平

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