43歳、ミラ・ジョヴォヴィッチ、中絶乗り越えて第三子妊娠を公表
映画『バイオハザード』シリーズなどで知られるミラ・ジョヴォヴィッチが、第三子の妊娠を発表した。
ミラは現在43歳で、赤ちゃんが女児であることも明かした。ハリウッド女優が出産前に子供の性別を公表することは珍しい。
インスタグラムの最新の投稿で、「また妊娠しちゃった」と大きくなったお腹を見せつけたミラは、発表に至るまでの心境をこう綴っている。
「13週前に妊娠がわかって以来、うれしい気持ちと不安が入り交じった感情だったの。年齢のことや、前回の妊娠を諦めたこともあって、すぐにはこの赤ちゃんに愛着を持てずにいたの。それって全然楽しくないし、この数ヵ月は検査の結果が出るまで、ほとんどを病院で過ごしたのよ」
ミラの夫は、映画『バイオハザード』シリーズで、監督、製作、脚本を手掛けた、ポール・W・S・アンダーソン。ミラはアンダーソン監督と婚約中の2007年に長女エヴァちゃんを出産した。そして2009年の夏に結婚し、2015年には第二子のダシールちゃんも誕生した。エヴァちゃんはシリーズ最終作の『バイオハ
ザード:ザ・ファイナル』でハリウッドデビューを果たしており、その美少女ぶりが大きな話題になった。
実はその後、2017年にも妊娠をしていたという。しかし、当時は東欧で映画を撮影していたために、妊娠4ヵ月半でやむなく中絶の緊急手術を受けた。今年5月に、ミラ本人がインスタグラムで公表した。
このことについてミラは、
「(中絶手術は)今までで最も恐ろしい経験だった。今でも悪夢を見るわ」
「この記憶は、死ぬまでわたしの中にあり続けるでしょう。妊娠中絶は最悪の悪夢です」
と語っている。
中絶により心身共に不調を来し、数ヵ月にわたって仕事を休み、“地獄から這い出した”という。このような経験から、今回の妊娠も手放しで喜んでいいのか、戸惑いがあったようだ。また、40代での出産ということで、体力面や妊娠の継続についても不安は尽きない。
とはいえ、来年公開予定の最新作『モンスターハンター(原題)』はすでに撮影を終えており、万が一追加シーンや再撮が発生したとしても、この作品も『バイオハザード』と同じく夫が監督を務めているので、ミラの体調が最優先されるはずだ。
このままミラが無事に出産できることを祈りたい。
- 文:原西香
(はら あきか)海外セレブ情報誌を10年ほど編集・執筆。休刊後、フリーランスライターとして、セレブまわりなどを執筆中