ジャニーズ変革 滝沢の描く絵 Jr.デビューとKinKiの慰留 | FRIDAYデジタル

ジャニーズ変革 滝沢の描く絵 Jr.デビューとKinKiの慰留

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滝沢秀明は敏腕社長ぶりを発揮。当初ささやかれた「お飾り社長」という批判をはねのけている
滝沢秀明は敏腕社長ぶりを発揮。当初ささやかれた「お飾り社長」という批判をはねのけている

8月8日、ジャニーズJr.のコンサートが東京ドームで行われ、人気グループSixTONESとSnow Manが2020年にCDデビューすることが発表された。この2組は、先日亡くなったジャニー喜多川社長が最後に「GO」を出したグループになる。

「救急搬送される2日前にジャニーさんと滝沢秀明さんが話し合い、デビューを決めていました。その直後、お見舞いで病室を訪れたメンバーたちに、滝沢さんの口からデビューを告げたそうです。ジャニーさんの追悼を行った『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にもサプライズで出演していました」(スポーツ紙記者)

以前に比べ、デビュー前のJr.たちが頻繁にテレビ出演をしているのは、滝沢の力が大きいという。

「事務所の先輩がMCを務める番組はもちろんのこと、自分がお世話になったヒロミさん、ジャニオタを公言する日本テレビの青木源太アナなど、世間的にまだ認知度の低いJr.を“おいしくしてくれる”人がいる番組に売り込みをかけているようです。滝沢さんがJr.でトップを張っていた時代は黄金期と呼ばれていましたが、いまの勢いは当時に匹敵するほどです」(制作会社関係者)

滝沢がJr.のプロデュースで手腕を発揮する一方、事務所内にはタレントの大量流出を危ぶむ声が上がっている。KinKi Kidsの2人もグループの活動に暗雲が立ち込めているうちの1組だ。ワイドショースタッフはこう語る。

「2人そろっての活動は、バラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)のみで、リリースやコンサートの予定は今のところありません。光一さんは舞台、剛さんは『ENDRECHERI』名義での音楽活動と、個人での動きがメイン。かねてから不仲説も囁かれているうえ、剛さんが“ジャニーさんが居なくなったら事務所を去る”と周囲に漏らしているとあって、ファンは気が気でないようです」

以前、ジャニーズ事務所内部は、SMAPを擁するIマネージャー派、嵐を擁する藤島ジュリー副社長派の2大派閥に分かれており、Iマネージャー派とジュリー派はテレビなどでも共演することが少なかった。そんな中でどちらにも属していなかったKinKi Kidsはジャニー氏から特に目をかけてもらっていた。同じく派閥に属さずにいた滝沢は、この兄貴分を引き留めたいという思いが大きいという。

「9月3日に初演を迎えるKing & Princeメンバーや多数のJr.が出演する舞台『DREAM BOYS』は光一さんが演技指導を行う予定です。ただ、同月11日からは光一さん自身が主演の舞台『Endless Shock』も始まります。こうした強行スケジュールのなか、光一さんが演技指導を担当することになったのは、滝沢さんの強い要望があったからだそうです。さらに滝沢さんは、10月7日に初日を迎えるA.B.C-Zが主演を務める舞台『ジャニーズ伝説2019』の楽曲を剛さんに依頼しています」(スポーツ紙記者)

ジャニーズ変革の時期にあって、その去就に注目が集まるKinKi Kids。今後、彼らの動きはどうなるのか。前出の芸能プロ関係者が語る。

「タッキーはタレントの座を捨て、プロデュースや演出で、ジャニーズ事務所に貢献していきたいと思っています。そんな中、これまで、現場で演出をしてきた光一に演技指導を頼むことで、ジャニーさんから受け継いできた『イズム』を継承できるのではないか、と考えたようです。特にジャニーさんに目をかけられてきたKinKi Kidsは、直々に教わったことが多いはず。それをJr.たちへ受け継いでいきたいという思いがあるんです。タッキーの気持ちが二人に届けば、事務所に残留するのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

ジャニーズ事務所はまだ揺れている。ただ、過去同事務所は何度も危機的状況から復活を遂げてきている。騒動が続く中、次の一手に注目が集まっている。

  • 撮影西圭介

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