滝クリとの会見はまるで芸能人！？　進次郎の計算高いマスコミ対応

小泉進次郎衆議院議員と滝川クリステルの結婚は山里亮太・蒼井優に次ぐ、まさに『令和』２発目のビッグアメイジングだ。そのおかげで、前日に発表された遼河はるひ・サッカーの鈴木彩貴選手の結婚がかすみ、翌８日に発表があった速水もこみち・平山あやの結婚は陰に隠れてしまった感がある。

人気政治家と美人キャスターの結婚報道は、完全に芸能ニュースと化していた。滝クリがタレントみたいな存在でもあるから、致し方ないことなのだが、交際も結婚発表も“ザ・芸能人”と思われるようなものだった。

小泉議員が初当選した時に取材を受けたのが初対面だったが、交際に発展したのは昨年からだという。しかし、交際中は二人一緒に外出したことは一度もなかったと語っている。また交際していることも、ごくごく親しい、かつ口が固い人たちにしか打ち明けていなかったようなのだ。

１年以上もマスコミにキャッチされなかったのは、こうした徹底した情報管理があったからだと思われる。

有名芸能人が極秘交際を続け、女性が妊娠したために結婚を発表。「お腹には新しい命が……」と妊娠を明らかにする。芸能人あるあるだ。しかし国会議員とキャスターがそこまでして交際を隠す必要があったのだろうか。いぶかしがる声も多い。

確かに二人は有名人だ。一緒に食事している姿を目撃されたら、週刊誌の格好のネタになり話題にもなるだろう。

それを懸念したのかもしれないが、もし報道が出た場合、それが二人の交際になにか不具合を生じさせる、あるいは障害となったのだろうか？　いささか疑問だ。

「永田町の中では、とびぬけて女性人気が高い議員であることは間違いないです。結婚で“進次郎ロス”になる女性が出てきていますよ」（一般紙政治部記者）

人気下降について完全否定はできないようだが、“熱愛発覚で支持者が離れてしまうかも” “交際の噂が出たりしたら、人気が下がるのでは”なんて、小泉議員が危惧したわけではないだろうが……。

徹底した秘密交際を経て、突然の結婚発表はインパクト大だ。しかもＦＡＸ１枚で済ませるような手抜きはしない。前代未聞の首相官邸前でのツーショット会見でメディアは大喜びだっただろう。

その後、神奈川県横須賀にある小泉家の前で行われた囲み取材は、お膳立ても申し分なかった。

官邸前では白い服だった滝クリは、赤い服で登場。そうか“紅白”でおめでたさを表していたのか。さらに滝クリの愛犬『アリス』まで一緒だ。報道陣だけでなく詰めかけた地元の人たちにも祝福された二人は幸せいっぱいの表情だった。

そして政治家の妻となる滝クリの今後の苦労を心配する声に対し、小泉議員は自宅前会見でこう語った。

「私の選挙などに妻がバリバリ出てくることないと思います。私の中で、楽にいてほしいし。みんな『政治家の奥さん』ていうと『きっと進次郎さんの奥さん大変よね』っていろんな風に今まで言われてました。それでは政治家になろうっていう人がでてこない、政治家が幸せを語ることもできない……政治家の妻っていう、滝川クリステルさんって言う一個人の幸せ、そういった中に家族としての幸せ、夫婦の幸せ、そういったものがあればいいな」

本来の彼ならもう少しエッジの効いたコメントを出しそうだが、滝クリに骨抜きにされたのか？　それでもファンの女性たちが涙しそうなコメントだった。

「まさに人気芸能人のような“結婚発表”のやり方で、プロと入念な打ち合わせをしたのかもなんて声も出ています」（ワイドショースタッフ）

テレビはおおむね好意的な報道をしてくれるだろうが、週刊誌はどちらかと言えば“過去の恋愛遍歴”など、ネガティブな記事を書くのが常道だ。それを踏まえてか、週刊誌がお盆休みの時期を狙っての結婚発表だったと言われている。それが事実なら何から何まで“抜かりない”小泉議員だ。

ただネットでは、

「親の七光りで国会議員になって10年。もっともらしい発言はするが、国会議員として何か成果を上げたか？　有名人と結婚出来て浮かれているように見える」

などと厳しい意見も出ている。

後世に、政治家としての功績は滝クリとの結婚だった、なんて揶揄されることがなければいいのだがーー。