悩める深田恭子がドラマ『ルパンの娘』出演を決めた“深いワケ”

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木曜劇場『ルパンの娘』で主演を務める深田恭子。視聴率は低迷するも、第1話の見逃し配信視聴数は最高記録をたたき出している

ベネチアンマスクをした”Lの一族”が、快刀乱麻の活躍ぶりをみせる木曜劇場『ルパンの娘』(フジテレビ系)。その中でも一際目を引くのが、真っ赤な泥棒スーツに身を包むヒロインの深田恭子。36歳を迎えた今も、進化する美貌に女性からも熱い支持を得ている”深キョン”だ。

今年1月スタートのドラマ『初めて恋をした日に読む話』(TBS系)に出演。不良高校生”ゆりゆり”と恋に落ちる予備校教師を可憐に演じた”深キョン”が、7月クールに選んだドラマがこの『ルパンの娘』だ。

「どこからツッこんでいいのかわからない」といったコメントが、SNS上でも躍るほど振り切ったこのドラマ。しかし、なぜ”深キョン”はこのドラマに出演したのか。

「このドラマを手掛けているのは、今年映画『翔んで埼玉』を当てた徳永友一脚本・武内英樹監督のヒットメーカーコンビ。武内監督は、あの映画『テルマエ・ロマエ』シリーズも手掛けたコメディの手練れでもあります。また話題を呼んでいる奇抜な泥棒一家の衣装は、深田が”ドロンジョ”を演じた映画『ヤッターマン』の衣装デザインを担当した柘植伊佐夫氏によるもの。深田にとっては信頼できるチームというわけです」(制作会社プロデューサー)

物語は代々続く泥棒一家“Lの一族”に生まれた三雲華(深田)と、代々警察官の家に生まれた桜庭和馬(瀬戸康史)の「ロミオとジュリエット」を思わせるラブストーリー。8月8日に放送された第5話では、フリー女子アナ・田中みな実演じる魔性の女泥棒”ドロンジョ”とのセクシーバトルにも注目が集まった。

「奇抜な設定、コメディタッチな演出もさることながら、要所要所に散りばめられた小ネタもこのドラマの見どころ。第5話ではドロンジョ(田中)が、セクシーなファッションに身を包み何度も足を組み替える場面は、エロティック・サスペンスムービー『氷の微笑』のシャロン・ストーンへのオマージュ。世界を股にかける大泥棒・円乗寺輝(大貫勇輔)がレーザーセンサーを華麗なダンスでクリアする姿は映画『オーシャンズ12』のレザーダンスへのオマージュといった具合に、武内監督のこだわりが随所に見られます」(同・制作会社プロデューサー)

残念ながら番組の平均視聴率は一桁台に低迷しているものの、動画配信サービス「FOD」の見逃し配信視聴数では第一話が最高記録を更新。録画で観たタイムシフト視聴率も高く、突き抜けたエンタテインメント性が若者を中心に評価されていると見るべきではないか。

「去年の4月からスポットCMの取引の基準を”世帯視聴率”から”個人視聴率”にシフト。今年も『年間視聴率三冠王』を狙う日本テレビは、去年から賀来賢人主演の『今日から俺は!!』、菅田将暉主演『3年A組』といったドラマで若年層の個人視聴率を順調に伸ばしています。元々若年層に人気のあったフジテレビもその辺りを意識して、”深田恭子×ヒットメーカー”で、勝負を賭けて来たのかもしれませんね」(放送作家)

深田のドラマデビュー作は、98年に放送された『神様、もう少しだけ』(フジテレビ系)。実はこのドラマを手掛けていたのが、何を隠そう武内監督だ。このドラマで深田は金城武とW主演。援助交際の末にHIVに感染する女子高生役を演じ、回を追うごとに視聴率を上げ最終回の平均視聴率は28.3%と大ヒットを記録している。

「中でも二人の1分を超えるキスシーンは、名場面として語り継がれています。”父親のような存在”と話し、揺るぎない信頼を寄せる武内監督とのタッグ。しかも映画『ヤッターマン』、そして現在放送されている東京ガスのCMでは、往年の名作『うる星やつら』のラムちゃんにも扮するなど、コスプレに関しては向かう所敵なしの深キョン。今回の振り切った役どころでティーン層の新しいファンもゲットして欲しいですね」(テレビ誌ライター)

しかし、そんな深田だが、先月情報バラエティ番組「直撃!シンソウ坂上」(フジテレビ系)に出演した際には、「毎日明日が不安」と本音を漏らす一幕もあった。

「ホリプロには深田を筆頭に綾瀬はるか、石原さとみの三羽ガラスに加えて高畑充希もゴールデンタイムの主演女優に名乗りを上げています。この20年間看板女優として君臨して来た深田ですが、年々進化する美貌に注目が集まる一方で、一部では深田の演技力を揶揄する声も聞かれます」(ワイドショー関係者)

“コスプレ”×”振り切った演技”で、そうした”不安”も吹き飛ばして欲しいものだ。

  • 島右近(放送作家・映像プロデューサー)

    神奈川県出身。バラエティ、報道、スポーツ番組など幅広いジャンルで番組制作に携わる。女子アナ、アイドル、テレビ業界系の書籍も企画出版、多数。ドキュメンタリー番組に携わるうちに歴史に興味を抱き、近年『家康は関ヶ原で死んでいた』(竹書房新社)を上梓

  • 撮影原一平

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