“反日大統領”文在寅 ストレスで歯を10本失った生真面目性格 | FRIDAYデジタル

“反日大統領”文在寅 ストレスで歯を10本失った生真面目性格

日本に対して強硬な態度を貫く韓国の文在寅大統領。頑な言動の要因となっているのが人づき合いを嫌う文氏のキャラクターだ。

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日本への強硬な態度を続ける文在寅大統領。8月14日には「従軍慰安婦問題は国際社会で共有していく」と発言した
日本への強硬な態度を続ける文在寅大統領。8月14日には「従軍慰安婦問題は国際社会で共有していく」と発言した

日韓関係が悪化する一方だ。安倍晋三首相が7月に韓国への半導体材料を輸出規制しホワイト国(優遇対象国)から除外すると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領(66)は激しく反発。「盗人たけだけしい」と激怒し、食品など日本からの輸入品への規制を強化。逆に日本をホワイト国から除外したのだ。文氏が“反日的”な態度をとる一因は、彼のキャラクターにある。日本では知られていない、文氏の生真面目で完璧を求める性格を紹介する。

強度のストレスから歯がボロボロでインプラント10本

文氏が大統領府民情首席秘書官の要職に就任したのは’03年、50歳の時だ。弁護士出身で性格の細かい文氏は、完璧な仕事をしようと、すべての書類に目を通し休日どころか寝る時間も削る日々。強いストレスから、歯はボロボロになっていたという。韓国の大手紙は、今年1月に次のように報じている。

〈文大統領は極度のストレスから仕事中は歯を食いしばり、就寝中もギリギリと歯ぎしりをしていたようだ。そのため大統領秘書官をしている期間に10本の歯を抜き、インプラントにせざるをえなくなった。それでも文大統領は、仕事のやり方を変えようとしない。文大統領は体調を崩し、’04年2月にたった1年で大統領秘書官を辞職せざるをえなかった〉

文氏は登山家としても知られている。短期間で要職を辞め失意の文氏は、わざわざネパールのヒマラヤ山脈まで行き再起を誓ったという。
こうしたエピソードについて報道陣に問われたイム・ジョンソク大統領秘書室長は、記者会見でおおむね事実関係を認めている。

人つき合いをイヤがりベルギーの王室晩さん会も途中退席

「一人で食事をするのが好きなホンパプ(孤食)大統領!」

今年1月、最大野党「自由韓国党」の議員たちはこう文氏を揶揄した。同党とシンクタンク「汝矣島(ヨイド)研究所」は、文氏が大統領就任後約600日のうち160日も公式日程が入っていないと発表。人と会いたがらず、公務より一人で食事をすることを好むと批判したのだ。

昨年10月には、こんなトラブルがあった。

「EU主催の晩さん会が、ベルギーのブリュッセルで開かれた時のことです。同国のフィリップ国王は韓国好きで知られています。文大統領は異例にも、国王の隣の席を与えられました。ただ当初から文大統領は国王と話がはずまず、居心地が悪そう。すると、あろうことかメインディッシュが終わると途中退席してしまったんです。国王の会での中座は大変な無礼。空気は凍り付き、ドイツのメルケル首相は場をとりなそうと必死でした」(韓国紙記者)

金品授受をキラい夫人のデパート出入りも禁止

弁護士出身の文氏は、汚職やなれ合いを極端に嫌う。

「金品の授受をキラい、金正淑(キム・ジョンスク)夫人のデパートへの出入りを禁止しているほどです。自身も大統領秘書室長や国家安保室長など限られた人間以外、ほとんど会おうとしない。財界人や反対派の人間から、カネや接待などで取り込まれるのを極端に恐れているんです。韓国政界では、『大統領が心を許すのは夫人だけ』と噂されています」(同前)

韓国情勢に詳しいジャーナリストの高月靖氏が語る。

「文大統領は、自身も語っているように完璧主義者です。’12年の大統領選挙で、韓国の『京郷新聞』が候補者の性格を診断したことがあります。同紙は文大統領を、こう分析しました。『原則を重視し融通がきかない。強硬になりがちな性格は、政治家として疑問が残る』と。一言でいえば硬いんです」

文大統領がもう少し状況を柔軟に考えられれば、日韓関係は改善に向かうはずなのだが。

  • 写真AFP/アフロ

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